若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

呪怨 劇場版

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wikipedia

やっぱりこれが一番怖いや。なぜならどこにも救いがないから。

ボランティアでヘルパーをしている理佳は、上司に頼まれて徳永家に。寝たきり老人が放置されたままになっている家を片付けているうち、二階で物音を聞いた理佳は、そこに小さな子供がいることに気がつく……。

ポスターも恐けりゃCMも内容も怖い。この記事を書くために検索して開いたGoogleさえ怖い。(笑)この映画が怖いのは、この家に関わった人は誰も救われないしそもそも救われる方法もないという点に尽きる。多くのオカルトホラーは謎解きをすれば救われるパターン(「リング」もラストシーン前までそのパターンだけどラストシーンでひっくり返したことで大きく変わった)だけど、この映画はとにかく寄り付くものをすべて呪っていく。つまり自分も、何の縁もゆかりもなくても、この家に近づけば呪われるという点はもうどうしようもない。

そしてビジュアル面もとにかく不気味。中でもポスターの俊雄と、劇中人間としてありえない動き(と声)をする伽倻子のイメージ。このイメージがとにかく怖くて、見えてようが見えていまいがとにかく怖い。成功の鍵はいくつもあったなぁと改めて見て思うなど。

wikiを参照すると、そもそもビデオ版があってそちらに本来伽倻子たちが霊になった理由が描かれているそーで、そこから続けて見てればそれなりに理屈もわかって怖くな……いなんてことは絶対になさそうだ。
#今この記事を書いててポスターの俊雄の顔を見てるだけで怖いw

てことで映画版のキャストは奥菜恵、伊東美咲、市川由衣と当時の美人女優が揃ってますね。そーいえばシリーズはまだまだ続いていく中、酒井法子や佐々木希、平愛梨なんて名前も。そーかー、シリーズ通して美人が出る映画なんだな(違ってないけど視点間違ってる)。他には津田寛治、田中要次など。
監督は清水崇。

やっぱり俺が「イメージ」する一番怖い映画はこれだなということがよーくわかりました。(イメージするというのはつまり実際の映画の本編よりもそこにあるそのものが怖いという意味で)

Written by ei

11月 1st, 2015 at 4:26 am

Posted in Movies,Roadshow

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