若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく

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原題:”Dupricity

あー、ジュリア・ロバーツ老けた。(泣)まぁ同い年なんだから仕方ないんだけどさ……。うーん、女優は大変だよな、旬が短いし……。

5年前、ローマで出会ったレイとクレア。二人は出会ったその日にベッドを共にするが、レイは大事な書類を盗まれてしまう。実はクレアはCIAのスパイ、そしてレイはMI6のスパイだったのだ。そして二人が再会したのはある産業スパイのミッション。クレアが相手方の企業に潜入し、新製品の情報を得るために活動をしており、レイはその補佐役として参加するのだが……。真実はどこに?嘘はどこ?誰を信じればいいの?

気を抜くと話の展開に着いていけなくなってしまう、だましダマされな間柄にさらにバラバラな時系列が入ってきて混乱する。混乱させることを主眼においているとしたらそれは成功なんだろけど、話がこんがらがってわからなくなるという点ではもう少しすっきりさせた方が……。二転三転してさて最後に笑うのは誰?ってところもネタが途中で分かっちゃうし。
そしてなにより「俳優さんで見る」俺にとっては、久しぶりのジュリア・ロバーツがなんだかすげー老けていたことにショックを受けてしまったわけで。出産して40を越して、さすがに老けるのもわからないではないが、天海祐希はあの歳でいい女だ。(爆)そーいう点で、あの凜とした「目力」が衰えていることが非常に残念。メグ・ライアンのときも同じようなことを思ったけど、女優さんはかわいそうだよなと。変わらない人もいる(ゴールディ・ホーンは凄かった)けど、やっぱり旬が過ぎてしまう。
とまぁそんな感じで「見どころなし」な映画になってしまったのだった。

主演はクライブ・オーウェン。男優さんはそーいう意味では少々歳食っても変わらない。ヒロインはジュリア・ロバーツ。果たしてこれから演技派女優への道はあるのか。頑張って欲しいところです。
監督は「フィクサー」のトニー・ギルロイ。ああ、確かに同じ空気感だ。

ということで「ノッティングヒルの恋人」がジュリア・ロバーツのベスト映画だと思っている俺にとってはちょっと悲しい映画だったのでした。  

Written by ei

5月 15th, 2009 at 5:35 pm

Posted in Movies,Roadshow

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