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Runnin' Wild

このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2015 その12

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引き続きWowowの録画分の消化とか日本映画とか。

q_monalisa.jpg万能鑑定士Q モナ・リザの瞳

公式サイト(2014)

これまた原作の小説からの映画化。でもまぁとりあえず見れたのは原作を読んでないからか。読もうと思ってなかなか手がつけられないシリーズの一つなんだよね。

で、映画の方はきっと「ダヴィンチ・コード」を意識して作ったんだろーなーという感じ。つかきっと一番お金がかかったのはギャラより何よりルーブルの中で撮影したところですよね(ルーブル内での撮影も「ダヴィンチ・コード」以来だったそーな)。

主演は綾瀬はるか。結局、この人はうまいんですかね。キムタクみたいにどれ見てもキムタクにならなくて、それなりにキャラクターとして存在できるってのは(「海街diary」も漫画のシャチ姉のイメージとは違うのにちゃんとシャチ姉だった)。共演は松坂桃李。監督は佐藤信介。

gajimaru.jpgがじまる食堂の恋

公式サイト(2014)

すんげーめんどくさい女の子しか出てこない映画。脚本書いたの男だろ、と思ったらちゃんと女性が書いてるのね。でもこの手の男の未練とか女の情念とか信じてるのは、どっちかというと男だと思うんだよね。てかこんな面倒なのはもうこりごりってこと?俺、歳取った?w

映画の舞台が名護。あーこの景色見たことあるーってとこがあちこち。しかし沖縄の優しい景色の中で進む話は結構ドロドロ(精神的な意味で)で、でも沖縄の景色の中だからなんとか許されるのかもとか思ってみたり。

主演は波瑠。ショートカットでボーイッシュでかわいい感じは好みなはずなのに、どうも惹かれないのは彼女が「女顔」だからですね。そして今、CMで話題の竹富聖花は何かのオーディションに受かったときから知ってる「こっちの方が好み」な。(笑)他には小柳友、桜木通。監督は大谷健太郎。

father.jpgそして父になる

公式サイト(2013)

「海街diary」は良かったので、同じく是枝裕和脚本監督のこの映画。子供がいない俺にはきっとよくわからない話だろーなーと思ってたんだけどそんなことはなくて(というか分かりやすく丁寧に作ってあるのね)、ちゃんと心に残るものがある。福山雅治はかっこいいんだけどトラウマを抱えたエリート。対するリリーフランキーたちの家族は田舎の電気屋と言う対比も脚本上実に厳しい。でもこの二つの家族はこの後、皆で親戚付き合いできるといいのになーと思う。え、出演者に羊が(どれだったか全然わからず……)。実は脚本は福山雅治主演であて書きされたそーで。てか是枝監督、キャスティングがうまいのではないかと。

映画はカンヌで審査員賞を取ったことでハリウッドリメイクも決定。スピルバーグのドリームワークスが製作することで決まっているそーな。さて主演は?

shurarabon.jpg偉大なる、しゅららぼん

公式サイト(2014)

「プリンセス トヨトミ」とか「鴨川ホルモー」の万城目学原作映画化3本目はなんとサイキックバトル・ファンタジー。(笑)つーか主演の二人、濱田岳(当時26歳くらい)と岡田将生(それでも24歳くらい)を15歳のこーこーせい役で出すとかまずそこに無理がないか?原作を読んでないから見れる邦画なのかなぁ。原作との相違点もたくさんあるらしく、これは結構力技でまとめたっぽい映画。

あと酷いのはエンディング曲のももクロ。「堂々平和宣言」ですか、ラップなんだけど終始音が外れているようにしか聴こえなくて(ファンの人すいませんね)もう苦痛で苦痛で。やっぱり俺の中ではももクロは身体が受け付けないアイドルなんだなーと実感。

うむ、全然ダメである。

roommate.jpgルームメイト

wikipedia(2013)←公式サイトがなんとかサプリメントのページに。(- -;) それ、なんとかした方がいいと思うよ。

北川景子、深田恭子のW主演で話題になったサイコサスペンス。なんか原作とは全く違う話らしく、それがいいのか悪いのか。ま、ある時点で「ああ、ビリーミリガンか」と気がつくんだが、さらにそれをひねってあるところにどこで気付くか……ま、もっと面倒なことまで考えてたけど、俺。

問題は演技陣がイマイチうまくないという点か。もっとしっかり演じ分けてほしいし、さらにいうと高良健吾がどーしよーもなく下手でしかも意味がわからないその能力はなんだ?謎である。

これは原作を読んでみるかねぇ。ひょっとしたら全然違う印象を受けるかも(てか受けるはず。ストーリーまで違うらしいし)。

ということで61〜65本。日本映画だけでした。しかし原作があるものが多いなぁ。まぁある程度ベースが見えるから、商売はしやすいってことになるんだろうけど。それは原作ファンを殺す可能性もあって、それらの人が酷評する理由になる諸刃の剣でもあるわけで。そーいう意味では、「福山雅治であて書き」っていう手法がもっとあってもいいかもしれない。つまり「客を呼べるスター」で映画を作る。……昔(石原裕次郎とかそーいう時代)はそうだったんだよなとしみじみ。

Written by ei

8月 19th, 2015 at 1:10 am

Posted in DVD,Movies

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