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鎌倉の(巨乳w)四姉妹の日々の日常のお話。長澤まさみのサービスカット多数。(笑)

鎌倉に住む香田家に、離婚して家を出た父の訃報が届く。三人の娘が山形の温泉旅館まで出向いて出席した葬式にいたのは、再婚した父の娘 すず。しかしすずの母はすでに死別しており、父の3度目の結婚に着いて山形へ移住。つまりすずと血のつながりがあるのは、三姉妹の方だった。姉妹は身寄りのないすずに「鎌倉に来ない?」と誘う。こうして四人の姉妹の生活が始まった。

原作は現在6巻まで。周りで人がたくさん亡くなる(笑)以外は淡々とした日々が進んで行くお話なので、映画化にあたってどーするんだろうと思ってたんだけど、さらに必要なところのみを残して淡々とした1年のお話になっていて、でもそれはそれでなんだか優しい日々な気がして、ちゃんと原作通りにまとまってた。

四季を感じられる映画でもある。桜やしらす、梅酒作り、花火と四季折々の風物詩になるものが出てくる。場面場面で気になる「長澤まさみのサービスカット」も、実は「四季を肉体で表現している」(リリー・フランキー語る)とかなんとか。監督としては死と対極する部分に「肉体」と「食」を持ってきて、それぞれを長澤まさみと夏帆に担ってもらったそーな。なるほど、あのサービスカットは全部「狙い通り」と。
#違う意味でもw

てことで四姉妹。シャチ姉こと幸は綾瀬はるか。素と役に入ったときとのギャップが激しいという点では大竹しのぶタイプなのか。でも上手くなったよねぇ。今回は強い長女をしっかりと演じてます。次女 佳乃には長澤まさみ。まーサービスカットもそーだけど、改めてこの人のスタイルを思い知らされました、今回。浴衣のシーンの細っそいことといったらもう。(笑)三女 千佳には夏帆。一番イメージと違うかなぁと思ってたけど、これが一番合ってるかもしれないとか。何も考えていないよーでちょっと考えてる千佳役にホントにはまってます。そして四女 すずには広瀬すず。樹木希林が「彼女に出会えたというのがこの映画を作る上でのポイントでしたね」と語ったらしいけど、確かにこのポジションに付ける「女優」がいたことがこの映画では成功だったかも。どこかのアイドルグループから出てこなくてホントに良かった。他には樹木希林、大竹しのぶ、リリー・フランキー、風吹ジュンなど。
監督は是枝裕和。あ、あとフードスタイリストが飯島奈美でした。

原作ファンもそれなりに納得できて、原作を知らない人でもちゃんと観られる作品に仕上がっているという点ではとても良くできた映画でしょう。観るポイントも男性、女性で違ってくるので皆が楽しめると思います。

Written by ei

6月 25th, 2015 at 12:20 am

Posted in Movies,Roadshow

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