若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

ジュラシック・ワールド

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原題:”Jurassic World

世界興行収益を塗り替えた!ということで期待した割には、今までと同じテーマで映像技術が上がっただけだったのがちょっと残念。きっとポイントは、出るかもしれなかったジェフ・ゴールドブラムが演じたマルコム博士の「カオス理論」なんだな。

22年前、悲劇の事故で中止されていた「ジュラシック・パーク」はその後、マスラニ社の手に渡り、ついに「ジュラシック・ワールド」を開業。今や日に2万人が訪れる大人気のテーマパークとなっていた。新しいアトラクションをと企画されたのは、これまでの恐竜の再生ではなく全く新しいハイブリッド恐竜の創造。しかし「インドミナス・レックス」と呼ばれる最初のハイブリッド恐竜は、恐るべき知能を持った怪物だった……。

「ジュラシック・パーク」シリーズのテーマは常に「大自然に人は勝てない」であり、今作でもそれは変わらない。結局、人間の予想通りに自然は動いてくれないのだ。そしてもうひとつ、ひとつのほころびがすべてを崩壊に導くという 「カオス理論」。今回、マルコム博士が登場していないにも関わらず、映画全編を通して彼の視線を感じてしまった。

とまぁ変わらないテーマ=あまり驚きがない、であって。(笑)ああ、やっぱり人は勝てないのねと納得してしまう。そして恐竜のシーンにしても、こちらの期待を良い意味で裏切るよーな展開もなく……。いや、CMとかで見過ぎたのかもしれないけど、モササウルスのシーンとか。最初から最後まで、「ああ、そうかー」と感じるだけで終わってしまったのがとても残念。こりゃ、興行収益塗り替えた理由はちょうどその時期に対抗馬がいなかったからか?と。
#日本ではM:iがあるからなぁ

まぁそんなわけで、主演は「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」のスター・ロード、クリス・プラット。ヒロインのクレアにはブライス・ダラス・ハワード。ああ、彼女がもっと若くてかわいかったらもっと評価高かったのに(マテw。他にはB.D.ウォン、イルファーン・カーンなど。
監督はコリン・トレヴォロー。長編2作目の大抜擢で、今後は2018年公開予定の「ジュラシック・ワールド」続編のシナリオや、なんと「スターウォーズ」の続編の監督になるかも?らしい。

まー今までの映画を見返さなくても全然問題ないレベル(小さなところで「ああ、これは昔の施設」とか分かったりするくらい)なので、楽しいテーマパークに遊びに行く気分でどーぞ。

Written by ei

8月 6th, 2015 at 1:26 am

Posted in Movies,Roadshow

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