イニシエーション・ラブ
公式サイトのURLが”http://ilovetakkun.com”って怖すぎる。ｗ はっきり言えることは、この役は前田敦子にとっても合ってる。（笑）
内容については触れないようにしているつもりだけど、気になる人は続きは読まないようにねー。
1987年、静岡大学に通う鈴木は歯科衛生士の成岡繭子と合コンで出会い、つきあい始める。
あまり書くとアレなんでここまで。（笑）
ラスト5分の原作と違うというところに期待したんだけど、別に何が違うわけでもなく。というかこのラストはネタばらしには必要なラストなので仕方ないだろうと。あのまま終わってもネタに気付かない人がいるかもしれないし、そもそも「ラストページを読んでページをめくり直す」という原作と同じ処理をしてある、と考えればそのままなのである。
まぁ今回、映画で観てふと思い出したのは、1980年代の自分のこと。自分にとっての「イニシエーション・ラブ」はあの頃のあの経験だったんだなぁと思い返して、部屋の隅っこで小さくなって隠れてしまいたくなるなど。まぁ誰にとっても通過儀礼的な恋愛はあって、自分にとってはそれが彼らと同じ時期だったというわけで。ああ、痛いな。
主演は松田翔太、前田敦子、木村文乃など。前田敦子がもー下手なところも含めて繭子のイメージに良く合ってて（笑）、80年代ぶりっこ世代ってこんな感じだよなーとか、一番悪い人なところも含めて。上手いんじゃなくて、そのままなんでしょうね。その点、木村文乃はとっても大人で美人。これから売れてくると思うなー。
監督は「SPEC」シリーズの堤幸彦。まー、このお話を映画化ってこれしかないよね。
てことで2回は観なくても大丈夫にするための最後の5分なので大丈夫です。（笑）