トワイライト〜初恋〜
原題:”Twilight“
もっと深刻な問題なのかと思ったらそんなことはなくて、要は「僕たち楽しいヴァンパイアファミリー」な映画だった。(笑)
母の再婚を機会に、それまで別れて暮らしていた父の元にやってきたベラ。そこはアメリカ一雨の多い、陽が照らない街。なんとか周りとも打ち解けて高校生活を送り始めたベラ。そしてなぜかとても意識するエドワード。彼は高校の友人たちからは「カレン一族」として知られる変わった人たちー色が白く、天気がいい日には現れないーの一人だった。。そんなある日、運転ミスでベラに向かってきた車をエドワードが素手で押しとどめた。その超人的な力を見たベラは、エドワードは何者なのかを調べ始める。
吸血鬼映画と言えばじめじめしていてエロティックで、しかも怖いというのが定番。ダークなイメージを持ったキャラクターであり、当然この映画もそっち向きに進むのかと思ったら。なんか幸せそうなヴァンパイアファミリーで、ふつーのホームドラマしてる。「キッチン使ったのはここに越してきて始めてだよ」とか。(笑)
見る前のイメージはあの吸血鬼小説の名作「フィーバー・ドリーム」のようになるのかと思ってたんだけど、ほんとにふつーにホームドラマ、かつ青春映画なんで逆に驚いてしまったというか。ま、意外と言えば意外だし、こーいうのもアリかなと思うけど。映画で作るよりTVシリーズにした方がさらにのほほんとしていいかなって思うんだな。
主演はとうとう出てきましたクリステン・スチュワート。「パニック・ルーム」の頃から目の下の隈が気になる(笑)娘だったけど、相変わらず病的な白さ。そのままヴァンパイアになっちゃえ!という感じなんですが。(笑)共演というかヴァンパイアなエドワードはロバート・パティンソン。「ハリーポッターと炎のゴブレット」のセドリック役。……もう少しかっこよければなぁ、女の子たちきゃーきゃー言ってるんだろうけど。俺はあの眉が駄目。w 他はいろいろ。
監督はキャサリン・ハードウィック。この映画のスマッシュヒットでこれからの人か?2の監督はやらないみたいです。
さてこの映画、すでに2の製作は決定している。実際、回収仕切れてない伏線がいくつかあるし、実は原住民一族は狼だった伝説がある=ライカン族かっ!ってことも想像しつつ、どこまで続く羊と猛獣の恋愛物語。(笑)いいのさっ、クリステン・スチュワートが出てきたから。(お約束)