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Runnin' Wild

シン・シティ 復讐の女神

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原題:”Sin City: A Dame to Kill For

日本版ポスターはブルース・ウィリスがトップだったりする?でもあの人、死んだままでですネー。w

前作では最後のエピソードで死んでしまったハーティガンを慕っていたナンシーは、酒場に出入りする敵、ロアーク上院議員にへの復讐を胸に抱きながら相変わらず踊り子を続けていた。そのロアークにポーカー勝負を挑むジョニー。他にも前作にも登場したドワイトとゲイル、そしてエヴァの話などいくつかのストーリーが交差する。

前作同様、モノクロなのは、実はコミックのイメージをそのまま出すための処理なんだなーと映画を観に行く前に前作「シン・シティ」を見直して思った(気付くのが遅い)という。実際、監督がコミックの原作者なので、彼自身のアタマの中にあるイメージをそのまま映像化したという点でいえば、とても良くできた画だと言える。派手すぎるアクションもコミックのシーンと考えればわかりやすいし。

ただ惜しむらくは前作から10年の年月が流れてしまったということ。今回ほぼ主演扱いのジェシカは30歳を大きく回ってしまい、ちょいと少女というにはキツい年頃(失礼)に。ま、その分やさぐれた役はなかなか良くなったけど。ミッキー・ロークも60を超えてこの役はしんどそうだ。そしてさらに、前作と同じキャラクターなのにやってる人が違う(中には亡くなってる人もいるからしょーがないんだけどさ)ってのもしばしば。ドワイトは前作ではクライヴ・オーウェンだったよね。殺人兵器ミホもデボン青木だったし(って彼女どこにいった?)。まぁそれもこれも結局、10年の年月がさせたことと思えばしかたないかなぁと思うんだが、あと5年早ければね……。

てことで主演はミッキー・ロークとジェシカ・アルバ。それぞれのストーリー、ふたりが一緒に動くストーリーも。ブルース・ウィリスは死んでるんだから仕方ない。(笑)ドワイトはクライヴ・オーウェンの代わりにジョシュ・ブローリン。ただこのキャラは街に戻ってくるために顔を変えたと前作で言ってたのでまぁ良しとしよう。他にはジョセフ・ゴードン=レヴィット、エヴァ・グリーン、レイ・リオッタにクリストファー・ロイドと相変わらず派手な配役。ああ、レディー・ガガさんも出てらっしゃいましたよ。
監督はフランク・ミラーとロバート・ロドリゲス。フランク・ミラーのイメージ力が凄いのか、それをしっかり映像として仕上げるロバート・ロドリゲスが凄いのか。ま、いい勝負ですな。

前作を見て行く方が世界観は入りやすいけど、キャストの顔が変わってるのはちょっと混乱するかもー。

Written by ei

1月 21st, 2015 at 2:05 pm

Posted in Movies,Roadshow

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