若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

NY心霊捜査官

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原題:”Deliver Us from Evil

実話が元だしタイトルも「捜査官」だから、心霊捜査モノだとばかり思ってたんですよ……。まさかエクソシストなオカルトホラー映画だとは。さすがに最近、この手の映画は疲れるお年頃。

昔から第六感の強い「レーダー」を持っているブロンクスの刑事サーキは、動物園で女性が子供をライオンの檻に投げ捨てた事件に遭遇。女性は逮捕したが、ライオンの檻の中でペンキを塗っていた男を目撃する。その後、「地下室にペンキを塗ったあとから怪しい気配がする」との通報を受けて行くと、腐乱死体を発見。この男と一緒にペンキ屋をやっていた男たちが一連の異常な事件に関わっていることを知る。そして神父のジョー・メンドーサから、この事件の裏には強い悪霊の力を感じることを告げられる。

心霊捜査という言葉から、超能力を使って事件を解決する話と思って(前知識、エリック・バナが出てること以外入れてませんでした(笑))気軽に観に行ったら、ガチのエクソシスト映画で。(泣)ここ最近、映画館でホラーは観てなかった(観れなかった)ので、終始身体に力が入ってしまって疲れました。だって実話が元だと言うしさー、まさか実話レベルがこれなわけないよなーと。

で、じゃあどんな風に実話なのかと思って原作本を探したら、なんと近所の図書館にあったので借りてきました。まだ読み始めたばかりなんだけど、この人刑事としての仕事以外に心霊研究の傍ら、悪霊退治をしているらしい。”アミティビル・ホラー”、「悪魔のすむ家」の原作となった事件を調査した有名な心霊研究家と交流したり、実際に神父と連絡を取ってこれらの事件に従事しているそうな。我々の知らない世界、まだまだあるんですなぁ。

主演はエリック・バナ。彼がハルクだったことを知る人も少なくなってきましたが、一応毎年精力的に活動してるのね、あまり目立たないけど(あ、「ローン・サバイバー」に出てたのか、見れてない)。共演はエドガー・ラミレスほか。
監督はスコット・デリクソン。「地球が静止する日」の監督さん、以前にも「エミリー・ローズ」なんていうエクソシスト関連の映画を撮ってる。こっちに興味ある人なのかもしれない。

まーそんなわけで、まさにガチなオカルトホラー映画。映像的にもかなりショッキングなシーンも多くて、R18なのはそのせいかもな(精神的に持っていかれる人がいるかもしれないという意味で)と。苦手な人は注意しましょー。

Written by ei

10月 4th, 2014 at 11:35 pm

Posted in Movies,Roadshow

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