若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

STAND BY ME ドラえもん

without comments

  dora.jpg

公式サイト

悪くはないけど泣かせたいっていうのが見え見えなのもなー。あと噂の成し遂げプログラムは余計な気がする。

勉強も運動もできないダメ小学生、のび太。ある日、彼の前に現れたのは22世紀の世界からやってきた曾々孫のセワシくんと、青いたぬきのようなロボット。セワシくんが言うには、のび太はこのままダメな人生を送るといじめっ子のジャイアンの妹、ジャイ子と結婚して辛く苦しい人生を送るというのだ。セワシくんはのび太をサポートして少しでも自分の未来を変えるため、未来の世界の子守ロボット「ドラえもん」を連れてきたのだ。

と、日本の40代以降なら誰でも知ってるストーリーが3Dアニメとして映画化。しかも今回の対象はどちらかというと子供よりも大人、な気がする。街並みが70〜80年代だし、ドラえもんを読んで、見て育った大人たちに向けて、ドラえもんを再構成するという企画なのだろう。原作にある7つの話を上手に構成して1本の映画にまとめている。

とはいえ1本である程度決着を付けたいために後付けされた「成し遂げプログラム」はちょっといただけない。まぁお話としてはUSO800のあのお話に繋がっていくわけだが、別にドラえもんはいつでも未来に帰ってたじゃん?いちいち痛い想いをするなんて、ドラえもんがかわいそうだ。w

ちなみにセワシくんの人生はのび太が誰と結婚しても変わらないのだが(笑)、ドラえもんの主人公は現在を生きているのび太なので、のび太にとっての人生は変わる可能性があるというわけ。タイムパラドックス的に言えば誰の時制を主としているかというヤツですね。こーいうところがよく分かっていたところが、F先生の凄いところ。SF(すこしふしぎ)なんて言ってたけど、俺のSFスピリッツの一部はちゃんとドラえもんでできてるといっても過言ではない(「僕、桃太郎のなんなのさ」って話はタイムパラドックスモノとしては傑作ですよ!)。ああ、なんだかほんのり思い出してきたなぁ、あの頃。

3D CGで描かれたドラえもんはとてもかわいい。ちょうどヒルズに並んでるあのドラえもんが画面の中で動いてると思えば良い。あとはしずかちゃんが美人。w 大人のしずかちゃんのスタイルの良さも注目ですね。(笑)

声優は、現アニメの声優。ただし大人のび太だけCMでもお馴染みのあの人です。
監督は八木竜一と山崎貴。

どーせならこのタイプのドラえもんをたくさん作って世界に打って出るべきだと思うんだけど、制作に3年もかかるのか。でも今回のである程度テンプレートもできたことだろうし、ここはぜひ「のび太の恐竜」3D CG版を。

Written by ei

8月 16th, 2014 at 2:25 am

Posted in Movies,Roadshow

Tagged with ,

Leave a Reply