明日邊界
原題：”Edge of Tomorrow”
「ゴジラ」があんまりだったので（笑）、お口直しにもう一本となりまして。まぁまだこっちの方がストレートにSFだしハリウッド映画だな。
本来、軍で広報を担当しているケイジは戦闘に参加することを拒否したために前線に送られることに。しかし戦闘に関してはずぶの素人のケイジは、上陸作戦のさなかに命を落とす。次の瞬間、彼は1日前の前線基地に送られてきたところで目を覚ます。同じ手順を繰り返して死に、上官に意見するが聞き入れてもらえず死に……と何度も戦死するが、何度目かの戦死の直前、特殊部隊のエースとして有名なリタに「今度死んだら私のところに来なさい」と言われる。果たしてケイジの身に何が起こっているのか？このループから抜け出すことはできるのか？
日本のラノベ「オール・ユー・ニード・イズ・キル」が原作として知られるこの作品、まぁ「時かけ」あるいは「まどマギ」だと思ってれば間違いないか。（笑）でも原作は2004年なので、これらの作品をパクったわけではないようだ。……てかまぁ、ビデオゲームだと思えばいいのか。
おそらく映画史上最も主人公が死ぬ映画（爆）。だって最初はまったくの素人だった主人公は死ぬたびにスキルを上げていって、最後は特殊部隊のエースと張り合えるようになるんだから。数百回は死んでるよね。タイムリープってのは精神だけ過去に戻るので、タイムパラドックスがおきにくいという点では作りやすい。知ってるのは主人公だけだし、主人公の時制から先だけを考えればいいので他に影響を与えにくいので。
＃とまたタイムパラドックスの解説を始めると夜が明けるのでこのへんで
主演はいつものトム・クルーズ。当初は主演としてブラピが候補に挙がっていたとか？最強の女戦士リタにはエミリー・ブラント。……ニコラス・ケイジに似てきた？（マテ あとはビル・パクストンくらいで、まぁトム・クルーズ映画には優秀な端役はいらないからね。
監督は「ボーン」シリーズのダグ・リーマン。
パワードスーツもかっこいいし、特撮も良い。「ゴジラ」よりは何の抵抗もなく観られる良いハリウッドムービーですよ。……ああ、改めて「ゴジラ2」はデル・トロにおねｇ（ｒｙ。