若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

キャリー

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原題:”Carrie

衝撃的だったのは映画館でホラー映画を観たのが久しぶりだったからかも?w 昔は毎月観てたのになぁ、耐性なくなったよなーと。

高校3年生のキャリーは学校でも目立たない存在だったが、ある事件でいじめられ、そのことはビデオに撮られネットの動画共有サイトにもアップされてしまい、学校中に広まってしまう。動画を撮ったクリスは停学になりプロムへの参加ができなくなってキャリーを逆恨みし、復讐を企てる。一方事件が起こったときキャリーを庇えなかったスーは、自分の彼氏にキャリーをプロムへ連れて行くように頼む。そして惨劇の幕は上がる。

映画好きならご存知、1976年版「キャリー」のリメイク。スティーブン・キングの映画化作品はあまり良いモノがないイメージだが、デ・パルマとシシー・スペイセクの創り出したあの映画はキング映画の中ではかなり成功した方だろう。(個人的には「ミスト」が一番かなぁ。ラストはいじってあったけど。「シャイニング」はキューブリックの映画ってイメージ)

今回はどちらかというと原作に寄せたらしいんだが、俺は原作を読んでいないので(すいません、俺にとってはキングは鬼門なので読めないのです。クーンツ・マキャモン・ウィルスンが俺の中の3大モダンホラー作家)どのへんが近いのかはよーわからず。よ、読むべき?(読めないんだよなぁ)

とりあえず良い「オリジナル映画」があるだけにそれを越えられるかがポイントになるか。まぁクロエ・グレース・モレッツは十分にいい仕事をしてる気がするけど、やっぱりちょっと幼すぎるかなぁ。スー役のガブリエラ・ワイルドと並ばせるともー大人と子供くらい違いますよ。つーかガブリエラ、スタイル凄すぎ。シシー・スペイセクと比べるのは酷ってもんだが、あの鬼気迫る感じはやっぱり出せないよね。そして母親役のジュリアン・ムーアが怖いよー!ってあちこちで聞くんだけど、まだまだ狂人というには甘い気も。
監督はキンバリー・ピアーズ。

福山に帰省で帰ったときに、隣に座ってた高校生が「アタシあれみたいのよねー、なんか超能力者のー、ホラー映画。あれ怖そーじゃろー」という話とか「アレ、パート2あるのね!キャリー死んでないんじゃん?」っていう映画館を出たときに話してたカップルの話とかを聞いて、「ああ、オリジナルを知ってる人はこの世代にはいるわけないよなー」なんてしみじみ思ってしまったのでした。ああ、1976年版とはラストが違いますよ。

Written by ei

11月 12th, 2013 at 3:24 am

Posted in Movies,Roadshow

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