若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

ウルヴァリン:SAMURAI

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原題:”The Wolverine

長崎のシーンは俺の故郷、広島県福山市。港町は鞆の浦。もう見覚えのある場所ばかりでそっちばかりが気になって。(笑)

アルカトラズの闘いでジーン・グレイ(フェニックス)を失ったローガンは、山に籠もり絶望の底にあった。そこに現れたのは日本人女性のユキオ。彼女は第二次大戦時、長崎に原爆が落ちたときにローガンが命を救った男 ヤシダが送った使者だった。生き延びたヤシダは日本でも有数の巨大企業の社長になっていたが、癌に冒され死の淵にあった。そんなヤシダがローガンに提示したのは「お前の不死身の治癒能力を他の者に移植し、普通の人間として死なせてやろう」というものだった。

スピンオフシリーズなので前作「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の続きかと思ったらとんでもない、なんとあの超駄作だった「X-MEN:ファイナルディシジョン」からの続きというひねり技。まー、ローガンがジーンを殺したってことは内容からわかるんでいいんだけどさ。わざわざDVDとか見返した俺の立場は。(笑)

そして今回の舞台は日本。ロケ当初、「広島県福山市の鞆の浦で……」なんてニュースを聞いてぶったまげた。はい、そこは俺が生まれ育った街ですよ。駅前に釣り人の像あったし(移転されるらしいが)、鞆の浦は小学生の頃から釣りに行ったり父に連れられて配送に行った場所。最近では「ポニョの街」としてもちょっと名が売れたか。俺が座って釣りした防波堤が見えたり、走ってるバスが井笠バスだったりで、もー本編そっちのけであれこれ気になって……。(笑)

ま、映画の内容としては新幹線とか東京タワーとかでかなり現代の日本を紹介してはいるものの、未だに出てくる人たちが侍だったり忍者だったりで「ファンタジーの国 日本」なイメージ。てゆーかさー、なんで女優陣にホントの日本人使わないわけ?ユキオ役の福島リラなんて日本人顔じゃないよね、明らかに。日本の女優にだって英語ができてもっともっと美人がいるんだから、そっち使おうよといつも思う。ユキオとマリコがもっと美人だったらもっといい映画になったろーに……。

てことで主演はもちろんヒュー・ジャックマン。もう世界で「とってもいい人」認定されてる、歌って踊れるアクションスター、今回も健在です。次作に上がってる”X-Men:Days of Future Past”はこの映画の続編じゃなく、ファースト・ジェネレーションの方ね。でもこの映画もひょっとして続編が……?ウルヴァリンと刀を交えるのは真田広之。世界進出は徐々に成功に向かっている様子で嬉しい限り。次は「47 SAMURAI」ですよ……大丈夫かな。マリコにはTAO、ユキオには福島リラとちょっと日本人じゃなさそーなヒロイン陣。そしてジーン・グレイにはファムケ・ヤンセン。あ、スタン・リー見損ねたぞ。出てた?
監督はジェームズ・マンゴールド。「ナイト&デイ」の人か。なるほど。

もちろん続くんでしょう。でもどこに繋がるのかなー。実はX-Menはアヴェンジャーズに繋ぐって手もあるんだよねー。ふふふ。

Written by ei

9月 18th, 2013 at 10:35 pm

Posted in Movies,Roadshow

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