若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

サイド・エフェクト

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原題:”Side Effects

一番強いのは女、怖いのも女。

精神科医のバンクスは、車で壁に激突したエミリーを診察。以前にも鬱病で通院履歴があり、今回も突然悲しくなって壁に突っ込んだという。鬱病が再発したと考えたバンクスは薬を処方し、今後の経過を見守ることに。また以前かかっていた医師にも相談し、新薬を使ってみることにした。……しかしそのあとエミリーは夢遊病状態になり、インサイダー取引で捕まって出所したばかりの夫を刺し殺してしまう。薬の副作用による心神喪失状態にあったためなのか、それとも明確な殺意が?バンクスは仕事場を追われ、真実を探り始める。

げに恐ろしきは女なりとはよー言うたもんで、男が考える以上に女の考えることはエグい。この映画に出てくる女たちは皆強くて、男は誰も女に頭が上がらない。あー怖い。(笑)ま、それ以上にラストは怖い気がするが。ダブル・ジョパディとかもあるので仕方ないっちゃ仕方ないか……。って医師の倫理観からいったら間違ってる気がするが(てか後半からもうそんなのかけらもないわけですが)。

主演はジュード・ロウ。昔は潔癖症で……てな話を聞いてた気がするが、昔の繊細な線の細さはすでになく(いい意味で)いまやすっかり良いパパなイメージ。共演はルーニー・マーラ。普通にしてるとこんなに美人(「ドラゴン・タトゥーの女」のイメージが強い)なのか。そして最近売れっ子チャニング・テイタムにキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
監督はスティーブン・ソダーバーグ。なんか「最後の監督作品」とか言われてるけどなんで?まだ50歳なのに。って、次の作品ふつーにあるじゃん。

とても後味の良くないお話なので、元気なときにどーぞ。

Written by ei

9月 7th, 2013 at 1:07 pm

Posted in Movies,Roadshow

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