若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

ローン・レンジャー

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原題:”The Lone Ranger

「ハイヨーシルバー!」「二度とやるな」って笑うところでしょ?俺だけだったよ、劇場で爆笑したのは。(笑)「白人、バカばかり」なのがよーく分かる映画でした。

ジョンが小さな街を出て9年、検事にになって戻ってきた。開拓時代の西部、汽車に乗り合わせたのは悪党キャベンディッシュとわけの分からない扮装をしたインディアン トント。しかし汽車は悪党の襲撃を受け、キャベンディッシュは逃走してしまう。保安官となった兄と共に後を追ったジョンだったが、返り討ちに。死んだと思ったジョンを助けたのはトントだった。ジョンはローンレンジャーとなってキャベンディッシュを追う。

ローン・レンジャーってのはローン・レンジャーが主人公じゃないんですかねっつーか、この映画では間違いなく主人公はトント。ま、トントが昔話を語ってるわけだから、視点がトント=主演でいいのか。

この映画を観て思うのは、アメリカ人てのはひでー奴らだなぁっていうことか。「新天地」とかなんとか言って先住民のいるアメリカ大陸にやってきて、いいがかりをつけて土地を接収し、山にある銀を盗み、結局滅ぼしちまったわけだから、何言われても文句言えないよねと。この映画では「インディアン悪かった」ってところはまーったくない。インディアンを嫌い、中国人も奴隷のように扱う。白人至上主義ってこーいうことかと。

最初の方でそんなことを感じてしまったので、ローン・レンジャーが活躍してもまぁそれくらい頑張って当たり前だよねーとか思ってしまい。それでもウィリアム・テル序曲に乗って現れるシーンはそれなりにわくわく(テレビ版のオープニングテーマだったんですな)。「ハイヨー!シルバー!」ってかけ声は母に聞いたんだったな、そーいえば。

主演はトントなのでジョニー・デップ。ま、きっとギャラも全然違うだろーな。ローン・レンジャーにはアーミー・ハマー。あ、でも次が”The Man from U.N.C.L.E.“(ナポレオンソロですな)でソロの相棒、イリヤ役。テレビドラマづいてるというか。キャベンディッシュには端正な顔を崩しまくってよくわからなかったウィリアム・フィクナー。そして美味しいところを持ってったのはヘレナ・ボナム・カーター。
監督はゴア・ベルビンスキー。パイレーツシリーズの人。

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さてこの映画でとうとう6000マイルに到達。次の映画からはいよいよ無料1ヶ月に突入だー!来週あたりから仕事場=映画館になります。(嘘……でもなさそーな気もw)

Written by ei

8月 15th, 2013 at 1:44 am

Posted in Movies,Roadshow

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