ワイルド・スピード EURO MISSION
原題：”Furious 6“
すでに車映画ではなくド派手なアクション映画だっ！シリーズを通して見てる人はいろんなところで楽しめたり、ちょっとうるっとしたり。
前回、見事1億ドルを強奪したメンバーはそれぞれ別の土地で新しい生活を始め、ブライアンとミアには子供が生まれ、アメリカには帰れないものの幸せな時間が流れていた。そんな中、FBI捜査官のホブスがドミニクたちの前に現れる。目的は逮捕ではなく、捜査協力。ヨーロッパで特殊な電子部品を盗む組織が活動しており、この逮捕に協力して欲しいという。最初は相手にしなかったドミニクの前に差し出された資料には、死んだはずのかつての恋人、レティの姿が写っていた。ドミニクは再度メンバーを集め、ロンドンの街に降り立った。
シリーズの最初の方はただのストリートレーサーというかチンピラ（笑）だった彼らは前回のことで世界的に有名になってたりして、そのこともあってもうストリートレースなんてやってる場合じゃないってことなんですかね。日本の漫画みたいなステップアップしていく展開は嫌いじゃない。ただ今回はほとんど軍隊相手に改造車で挑んでいくっていう筋立てなので、さすがにそれはないんじゃね？とも思ったり。しかも勝っちゃったりするんだなこれが。
今回強く感じたのはメンバー同士、家族としての絆。ドラゴンボールの仲間たちみたいな（ちょっと違うけどたぶんそんなに違わないｗ）。なので再会したことを喜んだり、失われていく命に涙したりなんてことも。これもシリーズ通して見てる人の特権か。
てことで主演はいつものよーにヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカー。まぁヴィン・ディーゼル的にはアクションスターとしての本領発揮とも言える。そして今作でシリーズ復帰のレティにミシェル・ロドリゲス。ああ、嬉しい。ｗ 他はいつものメンバーでジョルダナ・ブリュースター、タイリース・ギブソン、クリス・ブリッジス、サン・カン、ガル・ガドット（泣）、ドゥエイン“ザ・ロック”ジョンソン。新顔としては「エージェントマロリー」に出てたジーナ・カラーノ、そして敵役のルーク・エヴァンズ。
監督は前作に続いてジャスティン・リン。ま、安定してますね。
そして今回もちゃんと最後まで観ましょうねー。とうとうあの人が？と噂されていた男が東京ステージに登場予告だっ！（ってまだ続くのね）ドイツ車なのはいいとして、あの姿では車に乗らないんじゃないのかね。 別人？楽しみだなぁ。