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Runnin' Wild

L.A.ギャング ストーリー

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原題:”Gangster Squad

ジョシュ・ブローリンの男臭さ、ライアン・ゴズリングのニヒルさがニクい男子向けギャング戦争映画。あ、主人公は警察官なんだけどね。

1940年代後半、ロスはギャングの支配下にあった。 ミッキー・コーエンとその一味が権力を握り、判事や警察は悪に阿り、誰もがギャングのいいなりだった。そんな中、ロス市警はオマラ巡査部長を中心としたならず者部隊を結成し、警察としてではなく同じギャングとしてミッキー一味と血で血を洗う抗争を繰り広げる。果たして彼らは、ミッキーたちギャングをロスから一掃することができるのか?

実話を基にしたギャング対ギャング(実は警察)の抗争を、1940年代というアメリカ黄金時代のおしゃれなテイストを加え、さらにそのへんを最近セクシーさで売ってるライアン・ゴズリングに背負わせて(笑)みたギャングアクションムービー。彼はもう少し声が低ければいいんだけどなぁ。あ、「ドライヴ」で極力話さなかったのはそれでか。(マテ

ちょっと暴力的描写が過激過ぎ、おしゃれ度が足りないという、この映画が一番「狙ってる」ところが空振りに終わってることを除けば(笑)、キャストも重厚だし見応えのあるものになっている。ゴズとエマ・ストーンの関係をもう少し濃く描くとかあってもよかったかもね。

主演はジョシュ・ブローリン。「MIB 3」で一皮剥けましたかね。それまで小物っぽい悪役が多かったのに、男臭いセクシーさが出てきた感じ。見てみると”Sin City:A Dame to Kill For“(シンシティ2)にも出てる模様。ライアン・ゴズリング、相変わらずセクシーな役。その彼女でミッキーの情婦 グレースにはエマ・ストーン。他の「スクアッド」はロバート”T-1000″パトリック、アンソニー・マッキー、ジョヴァンニ・リビシ、マイケル・ペーニャ。本部長役にはニック・ノルティ、歳取りましたなぁ。そして物語の要、ミッキー・コーエンにはショーン・ペン。ボクサー上がりの粗野なギャング役としては最適か。
監督はルーベン・フライシャー。「ゾンビランド」で一躍有名になった彼、次回作はTV映画とか?

ま、男子向けですかね。映画館出てくると肩を怒らせて歩いてくるタイプの。

Written by ei

5月 23rd, 2013 at 5:52 pm

Posted in Movies,Roadshow

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