若旦那の独り言wp

原題：”A Good Day to Die Hard“

今回に関して言えば邦題は正しい気がする。いよいよジョン・マクレーンは退いて、その息子に「世界一ついてない男」の称号を譲るんですよ、きっと。

ジョンは息子のジャックがロシアで警察に拘束されたという知らせを受け、休暇を取って一路モスクワへ。ジャックは「汚職で捕まった政治家コマロフを有罪にするための証言をする」と司法当局と取引をし、裁判所へ護送されるが、証言を始める前に襲撃を受ける。コマロフを助けて逃走しようとしたジャックの前に現れたジョン。そしていつものように死なない男「たち」の大暴れが始まる。

シリーズ5作目、最初の映画から25年。気が付けばブルース・ウィリスもハゲになり（笑）、もうすぐ58歳。さすがにもうダイハードなアクションは限界なんじゃないかなーと思うわけだが、でも去年あたりからすごーく仕事してるんだよね、そーいえば。去年だけで5本、今年もこれ入れて4本。精力的ですなー。

今作でも息子より全然タフな父だったりするわけだが、まぁでもダイハードシリーズはもう息子のジャックに譲っちゃっていいんじゃないですしょーかね。そのための仕掛けはしっかりしたと思うし、ジュニアだシニアだ言ってるし。これからはあれですよ、ジャックが飛び回って「俺のオヤジはこんなの屁でも無かったぜ」とか決め台詞にしてりゃいい気がする。

そんなわけでジョン・マクレーンはいつものよーにブルース・ウィリス。同じよーにツキがない息子、ジャックにはジェイ・コートニー。さらに前作で救った娘、メアリー・エリザベス・ウィンステッドも登場。
監督はジョン・ムーア。

今回、シナリオはてきとーです。（笑）でもまー、そこを考えて観る映画じゃないから、これでいいんだろう。 悪役なぎ倒すハゲなオヤジを堪能してください。