若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館

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原題:”The Woman in Black

今年のやっと50本目は、もうすっかり大人のダニエル”ハリー・ポッター”ラドクリフがこれまでとは違ったゴシック・ホラーに挑戦した映画。どちらかというとアメリカンホラーというより日本のモノに近いイメージ。

時は19世紀末、一人息子を出産したと同時に妻を亡くした弁護士のアーサー。妻を喪った哀しみに耐えつつ子育てもせねばならず、生活にも困っていた。そんな彼のもとに舞い込んできたのは人里離れた村に住む資産家の女性の遺産整理の仕事。この仕事をこなせば生活も楽になる……と彼は息子を残して屋敷にやってくるが、村の者は誰もその屋敷に近付きたがらず、アーサーにも非協力的。なぜならその屋敷はまさにいわくつきの物件だった。書類を整理していくうちに見えてくる屋敷の秘密、そしてアーサーに忍び寄る「黒い女」の影。果たしてアーサーは屋敷の謎を解き、死の影から自分を、そして息子を守ることができるのか?

イギリスでは有名なオカルト小説の映画化だそーで、あのハリーくんが青髭を生やして(笑)大人の役をやってる。違和感あるかなーと思ったけど、髭のおかげで問題ないか。(マテw

内容はまさに幽霊話のお手本のよーなお話で、アメリカのホラーによくある不条理な殺人鬼や派手に血が飛び散るシーンはなく、どちらかというと「リング」や「呪怨」のよーな、「ここにいるぞ」的雰囲気を醸して怖がらせるタイプの映画。この手の精神的に来る映画の方が疲れるが、無意味に痛そうな映画とかよりはこっちの方が好きだ。

ということで主演はダニエル・ラドクリフ。御年23歳、以外と老け顔。ただハリーのイメージがそこまで強くないのは、メガネをかけてないからかね。そーいう意味ではあの小道具は良かったのかも。ロンなんてロンにしか見えないもんな。(笑)他に、キーラン・ハインズ、ジャネット・マクティアなどイギリスの映画・TVスター陣。
監督も同じくイギリスのジェームス・ワトキンス。

見てて思いだしたのはゴシック・ホラーの傑作「チェンジリング」(アンジェリーナ・ジョリーのアレではない)。あれは1980年のカナダ映画だったそーで、もう一回見たいな……と思ったけどどーやら日本ではDVD発売されてないよーで。うーん、残念。

Written by ei

12月 16th, 2012 at 12:13 am

Posted in Movies,Roadshow

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