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Runnin' Wild

アイアン・スカイ

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原題:”Iron Sky

謹んで訂正。「今年最高」のバカ映画はこちらでした(褒めてます)。俺的にはサイコーにバカで大好きな映画(すげー褒めてます)。

2018年、現アメリカ大統領が再選のための戦略として、「黒人を月に送り込む」計画を実行。無事月に辿り着いたものの、月面にいたのはなんとナチス。第二次世界大戦の敗戦時に月へ逃げ、そのまま月面基地を作り、第四帝国を築いていたのだった。ナチスに捕まった黒人、ワシントンをガイドに地球への侵略作戦を開始するナチス。果たして人類に勝機はあるのか?

もう設定からしてバカっぽい。月にナチスっていったいどこの国の冗談だっけ?確かにハーケンクロイツの付いたUFOの画像とかいろいろ残ってるけど、それを本気で映画化してしまうところがまず凄い。んでそれを元にして月に基地作って地球に攻めてくるっていう、どー考えても冗談のよーな話を全力で作っちゃったところに拍手を送らざるをえない。
さらにお金足りないからっていう話で一般のファンから1億円のカンパを集めてしまったという。あー、でも俺でもカンパしたかも。こんなバカ話、なかなか見られるもんじゃないもんなー。

そんなわけで映画本編もいろいろなパロディが満載。特に笑えるのは日本でお馴染みの総統閣下のあのシーンがそのまま……。もう爆笑させてもらいましたよ、なんでこのシーンのことを知ってるんだ。

主演はユリア・ディーツェ。フランス生まれの大変美しい女性。ナチの軍服がよく似合うなー。アメリカ人黒人モデルなのに白人にされてしまう(ナチだから)ジェームズにクリストファー・カービー。月面総統の座を狙う親衛隊准将にゲッツ・オットー。まぁそもそもハリウッド映画じゃないのでハリウッドの俳優さんほとんど出てませんね。
監督はフィンランド生まれのティモ・ヴオレンソラ。

フィンランドの自虐的なギャグとか北朝鮮のいつもの感じとかとにかく笑えるところはいっぱい。今年観た映画の中では一番笑ったかもしれない。気分が沈みがちなあなたは今すぐ観に行って幸せになろう!(笑)

Written by ei

10月 7th, 2012 at 9:04 pm

Posted in Movies,Roadshow

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