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Runnin' Wild

ロック・オブ・エイジズ

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原題:”Rock of Ages

ひょっとすると今年一番のバカ映画?w トム・クルーズが歌が上手いって、お前は「トップガン」を観てから言え!(笑)

田舎から夢を持ってロスに出てきたシェリーは、ハリウッドで伝説のライブハウス「バーボン・ルーム」で働けることになった。紹介してくれたのは店で働く、同じく歌手デビューを目指すドリュー。2人はたちまち恋に落ちる。一方、バーボン・ルームの伝説も今は昔。経営難に喘ぐオーナー、デニスはこのライブハウスがきっかけでロック界のカリスマとなったステイシー・ジャックスのバンド解散ライブにかけていた。果たしてバーボン・ルームは売上で税金を払い、倒産を免れることができるのか?

ブロードウェイミュージカルとして人気を博したロックミュージカルの映画化で、まぁよくタモリなんかが言う「いきなり歌い出すの気持ち悪い」っていうのの典型なんだけど(笑)、そこをなんと80年代ロックでやっちゃってるので我々の世代にはとても気持ちよい「部分もある」という映画。だってジャーニーだったりナイトレンジャーだったりボンジョヴィだったりするんすよ!このへんを聴いて身体が動いちゃう(俺は暗がりで口ずさんでた)人なら楽しめるかも。

まートム・クルーズで売りたい気持ちはよーく分かるものの、なんといっても「トップガン」を観てる俺としては、あの歌がちゃんとまともになるわきゃねー!とか思うわけで(笑)、聴いてみたら確かに声は出てるし音もしっかりしてるんだけど「歌ってます」っていうだけなところがね、まぁなんともボイトレしてみたら凄かったですっていうか。それに比べてやっぱりキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。「シカゴ」のときもこの人こんな歌って踊れるんだーと感心したけど、今回も凄い。抜群です。そのへんの評がここに出てたので興味のある人はぜひ参照。映画でやってる曲も書いてあります。

ということで主演はディエゴ・ボニータとジュリアン・ハフ。ジュリアン・ハフは「フットルース」のときはもーちょっとかわいいかなと思ったんだけどなー。バーボン・ルームのオーナー、デニスにはアレック・ボールドウィン、その相棒はラッセル・ブランド。ブロードウェイミュージカルには必ず「ゲイ」の話を入れるというお約束があるんですかね。そして圧倒的な存在感を誇るキャサリン・ゼタ=ジョーンズとトム・クルーズ。
監督はアダム・シャンクマン。「Glee」で監督とかもしてるのね。

“Don’t Stop Believin'” がテーマ曲な扱いというか、いや好きだけどさ。そーいや「Glee」でも第1期はこの曲で押しまくってましたね。そんなにアメリカ人好きですかこの曲(cueの楽曲感想編にも書いてあったけど)。まぁGleeが楽しかった人は全然大丈夫、つーかミュージカル的にこれがあったからGleeが出てきたというのが正しい見方なのかもしれないなぁ。

Written by ei

9月 30th, 2012 at 5:10 am

Posted in Movies,Roadshow

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