Black & White/ブラック & ホワイト
原題：”This Means War“
一番の問題は、リース・ウィザースプーンが老けたってことだと思うの。（失礼）あと5年早けりゃあなぁ。
FDRとタックはCIAのエージェント。コンビを組んで現場の事件を解決していたが、そのやり方が派手過ぎてデスクワークに回されてしまう。暇をもてあましていた2人は、別々の場所で魅力的な女性、ローレンと出会う。共に狙っている女性を告白し、同じ人であることを確認してから、「どちらが先に彼女を落とすか」をCIAの能力を活用し、捜査そっちのけで競い合うようになる。果たして3人の恋の行方は？そして彼らをつけ狙う悪党たちは？
リース・ウィザースプーン、確かにいい女ですよ。「キューティ・ブロンド」は面白かったし、「ウォーク・ザ・ライン」の演技も素晴らしかった。でもこの映画のローレンは、もう少し若くて（ここが一番失礼なところだな）美人で「バカ」な人でいいと思うの。36歳、さすがに2人の男に命をかけて追いかけられるほどの魅力がなくなっていて、そーいう意味では納得のいかない映画と言える。
方向性としてもっとアクション部分を頑張ってればいい映画になったのかもなーと。アイテムをすべてお馬鹿な方向にしか使わないというのももったいないし、バディモノとしての魅力も足りない。良くなる要素がいっぱい詰まっててダメなのは、脚本が悪いのかもしれない。
主演は、というかクレジット的にトップなのはやっぱりギャラが一番高い（はずの）リース・ウィザースプーン。最近日本で公開映画をあまり見かけないのは俺が単に観てないだけなのか。あ、でもここ数年は声優とか年1本とかだったみたいで。スパイの2人はクリス・パインとトム・ハーディ。クリスはこの間いよいよ”Star Trek”の新作撮影が始まったニュースが出てたけど、準備中の作品に”Untitled Jack Ryan Project”の記載が。レッド・オクトーバーとかをリメイク？でもいまさら米露冷戦時代じゃないか。トムの方はいよいよ公開が迫ってきた「ダークナイト・ライジング」に出てるのな。しかもその次の予定が”Mad Max”でMax役とか。ひょっとして新たなアクションスターの登場なのか。あとは適当に。
監督はMcG。McGにしてはキレのない映画だったなぁ……。
デートムービーに……というにはちょっときわどい話もあるので、初デートではなくある程度交際期間の長い人たちに。（笑）ま、これをきっかけにするって手もあるけどね〜。ｗ