デス・レース
原題:”Death Race“
いいね、やっぱりこのB級臭さ。(笑)ポール・W.S.アンダーソンは現代のジョン・カーペンターかも?(マテ
貧しいながらも幸せな家庭を持っていたジェンセンは何者かに妻殺しの容疑をかけられ投獄される。入った先はターミナル・アイランド刑務所。そこでは囚人同士が命をかけた「デス・レース」を行っており、有料TVで放映される超人気番組になっていた。ジェンセンはかつてプロドライバーであり、所長からデス・レースのスター「フランク」の身代わりになって走ることを要求されるが……。果たして事件の黒幕は?ジェンセンは生き残ることができるのか?
「デス・レース」と聞いて映画好きなら当然「デス・レース2000年」を思い出すわけで、これはそのときのプロデューサーだったロジャー・コーマンが再び製作したもの。この何とも言えないうさんくささがいかにもあのときのデス・レース。しかしポール・アンダーソンはこーいううさんくさいものをちゃんと観れる映画に仕上げるのがうまいですな。久しぶりに映画のタイトルに監督名が付く人が出てきたかもしれない。しかもB級映画の旗手。これは俺にはとても嬉しい。
主演はジェイソン・ステイサム。「トランスポーター」で注目された彼、徐々にスターダムを登ってきておりますな。ちなみにこの人さぁ、「ターミナル」に出てたはずなんだけど(しかし通行人)、誰か確認した人はいるだろうか?で、ヒロイン役が今回はいい。 ナタリー・マルチネスはここまでTVシリーズにあれこれ出てた人みたいだけど、強い女なところはいかにもアンダーソン監督好みか。活き活きとしたお色気はこの先が楽しみ。他にはジョアン・アレンとか。まぁジェイソン出てればいいや的なところがあるのでいいか。
監督はそのポール・W.S.アンダーソン。もうバイハザはやらないのね……。(泣)現在プリ・プロダクション中なのは”Spy Hunter”。何本かプロデュースも手がけている模様。
まーこの手の映画は何も考えずに楽しめばいい。それこそがB級映画なのだから〜。(なんかてきとーw)