シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
原題:”Sherlock Holmes: A Game of Shadows“
ハリウッド版ホームズはどこまでも派手ですな。二人がゲイかどーかはまぁおいときましょう。(笑)
#日本なら腐設定になるところ
#ひょっとしてもうある??w
相変わらず神出鬼没、常人には理解しがたい行動を取るホームズを尻目に、ワトソンは婚約者との結婚式を挙げようとしていた。ホームズが追っているのは犯罪の天才と言われるモリアーティ教授。表向きは高名な大学教授で首相とも友人のこの男こそ、ヨーロッパに戦乱を起こそうとする悪であることにホームズだけが気付き、その尻尾を掴むべく追っていたのだ。そんな中、かつての恋人アイリーンもモリアーティの手によって斃れ、 ホームズの周りにもその魔の手が迫る。ホームズとワトソンは、モリアーティとの対決に勝利できるのか?
前作で「あまりにも二人がゲイっぽい」と言われ(確かにそーだったw)、今作ではそれを薄めるようにと要求されたとかなんとか。ま、確かにホームズは結婚するワトソンに良い感情は抱いていないよーに見えるし、前作ではそれを阻止しようと必至だった。(笑)今回はその色は確かに薄まり、それ以上に二人の信頼と友情が描かれているように思える。
VS映画では何より敵役がどれくらい「ヤなヤツ」かで話の面白さが出てくる。「M:I3」のフィリップ・シーモア・ホフマンが演じたディヴィアンはほんっとにヤなヤツで(爆)、だからこそとても印象に残っている。今作のジャレッド・ハリス演じるモリアーティ教授もこの「ヤなヤツ加減」では負けてない。なんせストーリー冒頭でアイリーンをあんなにあっけなく……。(泣)ゆ、許せん。
#基準はそこですか
ま、それ以上に今回はホームズを囲む人たちが活躍していて、その点でも面白くなっている。レストレード警部はちょっと出番がなかったけど、兄マイクロフトのシャーロックに勝る変態ぶり(笑)とかワトソン夫人の意外な聡明ぶりなどは物語に深みを持たせるエッセンスになっている。やはりシリーズモノは登場人物の魅力がモノを言う。
ということで主演はロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウ。一時はハリウッドから消えたロバートはこのところ破竹の勢い。ジュード・ロウは昔聞いたところでは「潔癖症」だという話だったんだけど、この映画は全体的に「薄汚い」ロンドンで、 ひょっとして潔癖症は克服したんだろうかとか。愛しいアイリーンはレイチェル・マクアダムス、次作で復活は……しないか。残念。他にジャレッド・ハリス、ノオミ・ラパス、スティーブン・フライ、ケリー・ライリーなどなど。
監督はガイ・リッチー。次回作は”The Man from U.N.C.L.E.”……ナ、ナポレオン・ソロ??
しかしガイ・リッチーといえばマドンナの「使えない元旦那」。(マテ そして使えない元旦那と言えばもう一人、ショーン・ペン。この二人、今やハリウッドでは押しも押されぬ存在となったことを考えると、マドンナってとってもアゲ○○?
#失礼しましたー