若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

ドラゴン・タトゥーの女

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原題:”The Girl with the Dragon Tattoo

2010年時点では3部作とも作る予定だったはずなんだけど、さてどーなるんでしょーね。

ジャーナリストで雑誌「ミレニアム」の共同発行者でもあるミカエルは、実業家として知られるヴェンネルストレムの不正を暴いた記事を掲載。しかし名誉毀損で訴えられて敗訴してしまう。責任上、ミレニアムを離れることにしたミカエルの前に、スウェーデンの帯企業ヴァンゲルグループの前会長から仕事の依頼が舞い込む。それは自叙伝を出すという理由を隠れ蓑にして、約40年前に姿を消した少女を殺したのは誰かを調査して欲しいということだった。新たな手がかりを掴んだミカエルは、さらに詳しい調査を行うために助手を求める。やってきたのは顔にいくつものピアスを付け、背中に龍の入れ墨の入った天才ハッカー リスベットだった。

スウェーデン発のベストセラー小説の映画化「ミレニアム」シリーズのハリウッドリメイク。すでにスウェーデン版は3部まで完成していて、ハリウッド版もそれに則って3部作になる予定でダニエル・クレイグは契約したはず。でも1だけで完結できる話なんだけどなー。これで続きがあるのか。(スウェーデン版は見てません)
1で提示された謎などは全て解かれるので次の展開に気を揉むことはないので安心といえば安心。リスベットの調査のシーンはとても面白い。ネットを駆使し、さらに足と勘を使い、手段を選ばず真実に近付いていく。
暴力、性的描写も多いところはフィンチャー好みというか、これなららしい映画になるよねという感じ。ふつーリメイクなんて受けない人だと思ってたので意外だったんだけど、内容を見て納得。ただ今年のアカデミー賞の編集賞を取ったというのはちょっと腑に落ちないというか、そもそも受賞した人たちもスピーチを用意していなかったほど(フィンチャーは来てもなかった)。まぁそう感じた理由は終わり方にあるんだが、続きがあるならあれでいいのかもしれない。

さて主演はダニエル・クレイグ。相変わらず渋いですな。リスベットにはルーニー・マーラ。オスカーは取れなかったけど体当たり演技はなかなか。しかも素顔はまったく違うイメージです。あとはクリストファー・プラマー、ステラン・スカルスガルドなど。
監督はデヴィッド・フィンチャー。監督予定、次にTVシリーズが入ってるぞ。をー。

もう少しだけリスベットが魅力的なら(失礼しました)、もっとハマれたかもしれない。個人的にはやっぱりぶっ飛んだ感じの人は苦手なのねと。スウェーデン版見てみるかなぁ。

Written by ei

3月 5th, 2012 at 1:28 am

Posted in Movies,Roadshow

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