ニューイヤーズ・イブ
原題：”New Year’s Eve“
今年最後の映画は正に今日にふさわしい、今年の終わりを祝う映画。今年はホントにいろいろあったけど、来年は佳い年になるといいね。（映画には関係なく）
2011年、大晦日。ニューヨークの街はいつものように賑わっていた。タイムズスクエアで新年を待つ人たち、その瞬間を作る人たち。ニューイヤーパーティを楽しむ人、新年を忌み嫌う人。今年の最後に日にやるべきことをすべてやろう！と決めた人。新年の出産を願う人、静かに消えていく人。どんな人の間にも、新年はやってくる。
ここ数年、年に1本は作られてるよーな気がする「まとめて群像劇」映画。「ラブ・アクチュアリー」はもう2003年の話？「バレンタインデー」ももう一昨年？やー、ついこの間のことのように感じるじゃないか。（笑）
今回は「バレンタインデー」に続いてゲイリー・マーシャルの映画で、なのでへクター・エリゾンドがやっぱり出ていて、「ああ、ゲイリー・マーシャルの映画だなぁ」と。（マテ お話もこれまで同様、あれやらこれやらがまとめて進行して、それでも最後は誰にでもハッピー・ニュー・イヤー！と。でも「バレンタインデー」の方がもうちょっとメインのお話が面白かったかな。
気になるのはタイムズ・スクエアの映像で、去年の映像をそのまま使ってるのかなとか思うけど、映画のポスターはちゃんと新しいシャーロック・ホームズになってたり、そこかしこに見える年号も2012年になってる。で、ふと「どこまでがCGなんだろうな……」と。今やニューヨークの真ん中を閉鎖して映画を撮るより、CGで加工する方が現実的な世の中。バックが全部CGだとしても驚かない。
さて今回のオールスターキャスト。どの話をメインにするかは観てる人によっても変わるのかもね。ってことでざーっと紹介すると、キャサリン・ハイグル 、ハル・ベリー、ミシェル・ファイファー、サラ・ジェシカ・パーカー、リア“レイチェル from Gree”・ミシェル、ジェシカ・ビール、そしてヒラリー・スワンク……が女優陣。ｗ 男優陣はロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、アシュトン・カッチャーにお約束なへクター・エリゾンド、そしてジョン・ボン・ジョヴィ。そーだよな、あれボン・ジョヴィだよなー。ノンクレジットでマシュー・ブロデリックが「ビューラートン」さんで出てるんだが、これはきっと「フェリスはある朝突然に」の彼のパロディ（役名はフェリス・ビューラー）だよね？ｗ 名前が半分くらいしか出てこなかったのは秘密だ。（笑） こーいうときに俳優さんの名前が出てこなくなったら年よねー。はぁ（しみじみ）。
監督はゲイリー・マーシャル。まだまだ元気ですな。
最後にNG集があってそこが一番面白いんだが（マテ、こーいう映画で最後にNG集流すのはどーなのかねぇと思ったのも事実。夢物語は夢として終わらせて欲しいと思うのも事実で。ま、面白いからいいか。ｗ