若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

モテキ

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実は一番モテてるのは映画の主人公というよりは森山未來な気がする。(笑)長澤まさみはなんだかんだいってもいい女だなぁ。

原作・ドラマ版ではなんともビミョーな終わり方をした記憶がある(すでに忘却の彼方な俺)が、主人公藤本幸世は相変わらずな生活から抜け出し、なんとナタリーに就職。ライターとして仕事を始めていた。そんな中、Twitterで知り合った、なんか男っぽいアイコンの人と飲みに行ったら超かわいい女子。しかも飲んだ初日にうちに泊まったり、毎日一緒に遊び歩いたりしてバラ色な日々??でも彼氏がいるとか、なんとか言ってるうちに、また幸世の周りに女性がワラワラと……。こ、これはまた「モテキ」の到来かぁ?

原作のラストから1年後、成長しているようでちっとも成長していない主人公に文句を言いつつ案外楽しく観ることができた。まぁ結局、恋愛って自分に自信を持つことなのよねーとか、ああ、俺にもあんな時代があったなぁ(あったっけ?w)とか。ちゃんと原作の久保ミツロウによる書き下ろしオリジナルストーリーだそーで、そりゃ原作に近い「もやもや感」を出せるのも納得っつーか、つまりは原作の続きそのものなわけだ。
Twitterの使われ方なんかもなかなか面白くて、ネットの動きもそれなりに研究してるよねとかそんなところに目が行く俺は、ネット生活がもう……20年?うひゃー。

あとは女優陣の選び方がうまいというか、その人の個性を上手に使ってるよなと。このところなかなかヒットがない長澤まさみだけど、この映画の中ではすごーく魅力的。麻生久美子のちょっと怖い感じも、仲里依紗の天然なところも、真木よう子のどーみてもSっぽいところ(笑)も実に良く引き出してる。キャストありきで作ったのかもなぁとか。

あとは音楽。野外フェスとかに行ったりするサブカル系男子な主人公だけにバラエティに富んだ選曲で、しかも歌詞付きカラオケ風な映像でやったりなんかするところは笑える。あとはPerfumeと一緒のミュージカルシーン。森山未來の踊りが上手いのにも感心。もともと5歳からダンスやってた人なのね。

ということで主演は森山未來。攻めてくるモテキな女性たちは長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子。どーしようもない大人な人に、ドラマ版に引き続きリリー・フランキーとか。似合いすぎ。w
監督はこちらもドラマ版に引き続き大根仁。

まぁドラマでやっても問題ない話(失礼)とは言え、デートムービーとして観るならコレはコレでアリかなと。原作読んでなくてもドラマ見てなくても観れる内容になってるので興味のある人は行ってもいいかも。

Written by ei

12月 2nd, 2011 at 11:39 am

Posted in Movies,Roadshow

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3 Responses to 'モテキ'

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  1. 「モテキ」は私も好きなドラマで映画も観てきました。
    若い男にありがちな今思い出すと穴に入りたいような言動が出てくるので、昔を思い出し背中が痒いw
    それにしても、長澤まさみが演じたような女性は、男には可愛い女ですが女性には不人気のようです。(^^ゞ
    私的には、真木よう子のSぶりをもっと見たかったです(笑)

    Metal

    3 12月 11 at 0:07:44

  2. 森山未來さんは「スマイル 聖夜の奇跡」(ベタだけどこの季節の私の定番)でもタップを披露していましたね。

    biomax

    3 12月 11 at 1:03:54

  3. >Metalさま
    確かに背中が痒い。w しかも「そこはそうじゃないだろっ!」と突っ込みどころ満載。(笑) 真木よう子は確かにもっと活躍しても良かったですね。

    >biomaxさま
    あーそうなんですね。もともとダンサーという括りに近いのかな。
    ちなみにこの時期の定番は、俺は「恋人たちの予感」です。今年も見るべき季節がやってきたなぁ。

    ei

    3 12月 11 at 3:09:49

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