若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

指輪をはめたい

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コメディなはずなのに眉毛ひとつピクリとも動かなかったというのはある意味凄い。でもいつもの言葉で総括しよう。

いいのさ、小西真奈美さまが出ていればっ!

病院のベッドで目覚めた輝彦。自分の生年月日、職業などの記憶はあるのに、なぜか鞄の中に入っていた「婚約指輪」を贈る人の記憶がぽっかりと抜け落ちていた。自分の周りには同じ会社で将来を嘱望されている才女 智恵、風俗嬢のめぐみ、 そして公園で売れない人形劇を続ける和歌子の三人がおり、輝彦はそれぞれとそういう関係にあるらしい……のだが、このうちの誰に指輪を贈ろうとしているのかがどうしても思い出せない。ふらふらしているうちにどんどん深みにはまっていく……。

笑えません。(きっぱり)

なんなんだろうね、この変な映画。三股かけてる男なんてこの程度ってこと?女性目線で見ると優柔不断な男はこーいう風に見えるとかそーいう意味なのか。少なくとも俺が観た限りでは、輝彦に全く共感できなくてイライラするだけ。ただ画面に登場する小西真奈美さまを愛でて終わったというわけで。褒めるところがそこしかない。(笑……あ、笑ったw)しかも実は一番重要な役所は今話題の「ヒミズ」でマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を取った二階堂ふみだったりする。なんかあらゆる意味で間違ってる気がする。

てことで主演は山田孝之。情けないという点では確かにこれはこれでいいのだと思われる。真木よう子、池脇千鶴、二階堂ふみ。そして小西真奈美さま。実は映画が退屈すぎて彼女が出てくるとそちらにしか気がいかなかったというのもこの映画が面白くなかった原因ではないのかと思ったり、思わなかったり。(笑)他にはなぜか水森亜土。
脚本・監督は岩田ユキ。原作は男性が書いているものを大胆にアレンジ……ということになってるんだが、ここまで酷いと原作を読んでみたくなったり。w

「電人ザボーガー」とどっちを観るか迷ってこっちにしたんだけど、ザボーガー観るべきだったよなぁ。後悔。

Written by ei

11月 23rd, 2011 at 2:06 pm

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