若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

カウボーイ&エイリアン

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原題:”Cowboys & Aliens

そーいやこれもある意味侵略モノだなー。ま、寓意としての部分がたくさんあるんだけどさ、ネイティブアメリカンを滅ぼしたアメリカ開拓民に対する批判とか、それをさらに通して今の戦争の無意味さとか。

あ、いや、ふつーに西部劇でしたよ。(笑)

荒野で目を覚ました男。記憶がなく、右の脇腹に大きな切り傷と、左手には見たこともない腕輪がひとつ。近くの町に行くと、男はジェイク・ロネガンというお尋ね者だと言われて投獄されてしまう。連邦保安官に引き渡されそうになったとき、空から現れた謎の物体に町が襲われる。圧倒的な火力で町を蹂躙し、住民をさらっていく、その当時としては考えられない「飛来物」。ジェイクにも危険が迫ったそのとき、左手にはめられた腕輪が変形し、その飛来物を撃ち抜いた!果たして敵の正体は?連れ去られた住人の運命は?

アメリカの歴史を見れば、白人がネイティブアメリカンを滅ぼしたのは明らかな事実で、でもそーやって考えてみれば文明に大きな差があるエイリアンに侵略されても文句は言えないわなと。(笑)つーかこんなことはひょっとするとホントに昔はあったのかもねーというか、他の「文明」と言われていた場所の遺物は実はこんなことから……って、それはプレデターでも同じだな。

いずれにしろこの映画は 、そんなアメリカのかつての行いを恥ずべきこととしつつ、それは今もあまり変わっていない(異民族に対する扱いとか)ことを暗に批判している。そしてもうそんなことしてる場合じゃないだろう、人類は手を取り合わなきゃいけないんだよ!といいたい……かどうかはわからんが、まぁそんなことを感じさせる作品になっている。あくまでも娯楽作品なんだから、そんなこと考えずに観ればいんだろうけどね。

主演はダニエル・クレイグ。相変わらず怖い人なイメージですなぁ。共演はハリソン・フォード。ああ、この人は今になってもあの、右側だけで笑う顔が変わっていない。w そしてやっぱりハリソン・フォードな役だった。ヒロインには「トロン:レガシー」のオリビア・ワイルド。今後の出演作品もどんどん決まってる注目株ですな。
監督は「アイアンマン」シリーズのジョン・ファヴロー。

考えてみれば、白人とネイティブアメリカンの戦いを描く=差別ってのもそろそろタブーになりそうだから、相手がエイリアンになったってことなのかもしれず……。 なんだか世の中、生きにくくなってきましたね。(ヶ

Written by ei

11月 3rd, 2011 at 5:46 pm

Posted in Movies,Roadshow

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