若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

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原題:”The Three Musketeers

ポール・アンダーソンは奥さんをかっこよく撮ることにしか興味がないということがよーく分かった。(笑)

フランスの田舎町、ガスコーニュからパリに出てきたダルタニアン。そこで出会ったのはかつて「三銃士」としてその名をとどろかせたアトス、ポルトス、アラミスの三人。しかし彼らは先の作戦失敗によって以前の座を追われていた。フランスは周囲を列強に囲まれていたが、国内はひ弱なルイ13世の時代。枢機卿リシュリューが権力を握り、フランスを我が物にしようとしていた。そこで暗躍する二重スパイの女、ミレディ。新兵器を手に入れたイギリスのバッキンガム公爵はいよいよ、フランスを征服しようと動き始める。

実は三銃士の話は読んだことがなく、改めて確認したらホントにこの通りの話なんですな。にしてもミレディのミラ・ジョヴォヴィッチは活躍しすぎ。思わず「バイハザか」とつぶやいてしまいましたよ。(笑)まー、旦那のポール・アンダーソンとのコンビなわけだから同じとも言えるし、彼女を一番美しく見せる方法を知っているとも言えるんだろうけど。

ミラ、といえば数日前に製作のサミット・エンターテイメントに対して「三銃士のプロモーションをサボってる!許せない!」とTwitterで怒りを表明したとか。ちょうど「トワイライト」シリーズの最新作公開が迫っていて、そちらにかまけて三銃士のプロモーションにちっとも力を入れていないということらしい。確かにこの映画、とても良くできていて大人も子供も楽しめる面白い映画に仕上がっている。俺は実は「トワイライト」シリーズは苦手。(どーしても主人公の男がカッコイイと思えないw)そーいう意味でもこの映画はもっとたくさんの人に観られていいと思うな。ヒット次第で続きもありそうだし。

てことで主演はミラ・ジョヴォヴィッチ(違います)。ま、派手なアクションシーンを一手に担ってるのであながち嘘じゃないんだけどさ。ダルタニアンにはローガン・ラーマン。あ、パーシー・ジャクソンの子なのね、彼は(見てない。DVDチェックします)。アトスにマシュー・マクファディン、ポルトスはレイ・スティーブンソン、アラミスはルーク・エヴァンス。中でもカッコイイのはアラミスなんだけど、この人今後の作品の中に”The Hobbit: An Unexpected Journey”が。かなり重要な役らしく、期待できそう。さらに今回悪役初挑戦というオーランド・ブルーム。ま、迫力でミラに負けちゃうとこなんかはまあだまだあまちゃんが抜けない感じ。他にクリストフ・ウォルツ、マッツ・ミケルセンなど悪役はしっかりしてる。あー、ヒロインのコンスタンスはガブリエラ・ワイルド。美しい。w
監督はポール・W.S.アンダーソン。もちろん次回作は”Resident Evil: Retribution“。シエンナ・ギロリーの再登板も決定して楽しみな来年公開。

完全に続編を狙っている引きで、まぁオールスターキャストなんでここで終わらせるのはもったいない感じ。皆で観に行ってぜひとも続編を作ってもらおう!

Written by ei

11月 2nd, 2011 at 4:54 pm

Posted in Movies,Roadshow

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