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Runnin' Wild

スカイライン -征服-

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原題:”Skyline

今年なぜか流行の「侵略」映画のひとつ。相手にかなわない度では圧倒的な感じ。

若い頃「連んでいた」ジャロッドとテリー。テリーはハリウッドで特殊撮影のスペシャリストになり、田舎に住んでいるジャロッドを呼び寄せて一緒に映画の仕事をしたいと思っていた。しかしテリーの誕生日パーティの夜、世界はもう人類のものではなくなっていた。空から現れた光に、人類はなすすべもなく吸い込まれていく……。

今年は実は「侵略」映画、エイリアン映画の当たり年。この間の「モンスターズ」もそうだし、「スーパー8」もエイリアン映画。公開延期になった「ロサンゼルス決戦」も、もうすぐ公開される「トランスフォーマー」も、どれもこれもエイリアン絡みな映画だ。しかもあっちでは「メン・イン・ブラック」の新作を撮影中だったりもして、ひょっとして今を遡ること2、3年前に「エイリアンがいる」って発表がNASAとかがしたんじゃないかとか想像してしまう。
でも実はこの場合、監督の2人がそのまま「ロサンゼルス決戦」に特撮で参加してたりして、その件に関しては訴訟沙汰にもなってたりするよーで。同じアイデアを使ったといわれてしまうとそれまでなのかもしれない。

さてそんな余談はさておき、映画は最初っから最後まで「侵略」。なぜサブタイトルを侵略にしなかったのか疑問。わずか3日で世界が宇宙人によって「征服」されてしまうからってことなんだろーけど。ま、そもそも人類とはきっと考え方もなにもかも違う宇宙人と対話ができるわけもなく、しかもここまで力の差が歴然だとすれば、下手な対話なんぞせず一気に蹂躙してしまうのが正しいやり方だろう。そう、まるで庭にいる害虫を駆除するように。
そーいう意味ではほとんどストーリーらしきものがないこの映画は正しい。反撃などできるはずもない人類が滅んでいく様は、まさにかくあるべきというイメージだ。

B級映画でほぼ密室劇、主演陣は知らない人ばかりで数も少ない。(笑)エリック・バルフォー、スコッティ・トンプソン、ブリタニー・ダニエル、クリスタル・リード、ディヴィッド・ザヤス。
監督はグレッグ&コリン・ストラウス兄弟。

で、実は”Skyline 2“は企画段階だそーで。あのエンディングでどー繋ぐのよとは思うのだが、 今度は「反撃」なんていうタイトルが付く……いや、どー考えても無理。w まぁ映画のヒット次第ではあると思うけど。

Written by ei

6月 22nd, 2011 at 12:34 am

Posted in Movies,Roadshow

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One Response to 'スカイライン -征服-'

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  1. 日本でやると続編は某オートバイ乗りや悪魔人間みたいな展開になるでしょうね。
    でも、向こうの方はグロかっこいいデザインが下手ですね。
    うすね正俊とかいい仕事しそうですが。

    ででん

    27 6月 11 at 14:56:17

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