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Runnin' Wild

グリーン・ホーネット

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原題:”The Green Hornet

主演はアジアのスター、ジェイ・チョウだと言ってしまっていいのか……というか、その方がいい。(笑)

犯罪都市 ロサンゼルスの新聞社の「馬鹿息子」、ブリットは放蕩の限りを尽くしていたが、ある日父が急死して、新聞社を継ぐことになった。新聞社経営に興味のないブリットは相変わらずいい加減な日々を過ごしていたが、父の運転手をしていたカトーと出会い、社会の悪を正すために活動することを志す。メカニック担当のカトーが改造した無敵の車「ブラック・ビューティー」を駆り、緑のマスクで顔を隠した「グリーン・ホーネット」の誕生だ!

「グリーン・ホーネット」と言われて思い出すのはブルース・リーなわけで、TVドラマ版が彼の出世作であるならこの映画は台湾のスター、ジェイ・チョウのハリウッドデビュー作と言っていいだろう。一応主演はブリットのセス・ローゲンなわけだが、コイツがもう愛すべきところのない「アメリカン馬鹿」で(笑)、役柄とはいえ下品で身の程知らずでどーしようもない。それを補佐する静かなアジア人、カトーはカンフーの達人で非常にスマート。ちょっと大人げないところもあるけどね。ここは同じアジア人としてのひいき目があるにしても、やっぱりどー見てもジェイ・チョウの方がかっこいい。w 

映画はといえば、ヒーローアクションものではあるものの、コメディ要素の方が強く、もっと真剣なアクションものが観たいという人には不向きか。でも笑いながら観れるのでデートムービーとしてはまぁokか。アクションシーンも面白い表現とかを使っているんだが、「マトリックス」なんだよねぇ。3Dで見る意味はあのアクションシーン以外にはないかも。

Wikiによれば映画化企画はずっと昔からあり(そーいえば聞いたことある)、その間にジョージ・クルーニーやジェット・リー、チャウ・シンチーなんて名前も挙がったけど結局実現せず、よーやく今年実現したということのようだ。一応続編も作れるぞという終わり方になっているけど、興行収益的にどーだろうなぁ。

ということで主演はセス・ローゲンとジェイ・チョウ。ちなみにセス・ローゲンのほうが年下なのだった……。ヒロインのキャメロン・ディアスはどーいうつもりで引き受けたんだろうな、この役。(笑)しかもふたりよりずっと年上という……。悪役にはクリストフ・ヴァルツ。あとから見てるとあのエドワード”ジョン・コナー”ファーロングが出ていたらしい……どれだよ?w 他にも最初に殺られちゃう小悪党がジェームス・フランコだったり。
監督はなんと、「エターナル・サンシャイン」「僕らのミライへ逆回転」のミシェル・ゴンドリー。 どちらも好きな映画なんだけどなー。なかなかメジャーに出てこないですな。

それにつけても3D映画の高さが許せない……。ってこれは映画には関係ないな。とにかくこの映画でジェイ・チョウは一気に有名になったわけで、これから先の活躍に期待だ。

Written by ei

2月 16th, 2011 at 12:47 am

Posted in Movies,Roadshow

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