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Runnin' Wild

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

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原題:”Jack Reacher:Never Go Back

やっと本来のタイトル(前作「アウトロー」は邦題であれも”Jack Reacher”だった)に戻った2作目は、1作目より派手なアクションでわかりやすい。

放浪の旅を続けるリーチャーは、かつての自分の職場である陸軍内部調査部と連絡を取るうち、部門を統括するターナー少佐と心を通わせるようになる。「いつか食事でも」という約束を果たそうとワシントンを訪れたリーチャーだったが、ターナー少佐は内部情報を漏えいした罪で逮捕されていた。事件の背後に何やらおかしなものを感じたリーチャーは、ターナーを連れて脱獄。事件の真相を追い始める。

ジャック・リーチャーシリーズはこれまで21作も出ているそーで、今作の原作はその18作目。日本でも8作は翻訳されてるみたいですな。てことはまだまだ作れるわけで(笑)、今作はその続きを作るかどーかの試金石になるか?って感じなんだろーけど、全米公開の興行収益は前作を超えたもののトップが取れなかったとか。いやでもこれはハロウィーン映画に負けたって感じだな(だって負けたのこれですぜ)。監督も「ラスト・サムライ」のエドワード・ズウィックを連れてきて(製作もトムおじさんですからね)、万全の体制だったわけで。ま、最終の収益さえ超えれば次作は十分にアリでしょう。

前作では謎解き部分が多かった(と自分で書いた解説には書いてあるw)のが、今作はシンプルに正義と悪が分かれていて実にわかりやすい。アクションも派手になったし、何より「アヴェンジャーズ」シリーズのマリア・ヒルことコビー・スマルダーズが華を添え……てないじゃん!(爆)いやまぁ、やっぱり凛として美しいしイメージそのものなんだけど、これは華ではないよね。どちらかというと「リーチャーが二人」っていう。w そーいう意味ではわざわざ女性キャラ登場させといてまさかの展開とはいえるかも。

まーそんなわけで主演はいつものよーにトムおじさんです。まだまだアクションスターの第一線を走り続ける彼ももう54歳。次の企画が続編になるかどーかはまだ未定だけど、”Top Gun 2”の企画も”M:I 6”の企画も進行中、かつ来年も新作は2作あるみたいでまだまだ元気。今作注目のコビー・スマルダーズ、このまま軍人っぽいイメージがついちゃっていいのか?って気はするけど、あのキリッとした顔はやっぱりそっち向き。なんと次作”Why We’re Killing Gunther“ではシュワちゃんと共演らしく、このままアクションメインでいくのかなぁ。他にはダニカ・ヤロシュ、パトリック・ヒューシンガー、ホルト・マッキャラニー。
監督は先述の「ラスト・サムライ」のエドワード・ズウィック。

来年も2作品あるってことは来年もまたトムおじさんが来日するってことですね。あのサービス精神は日本の俳優さんもぜひ見習ってほしい。

Written by ei

11月 14th, 2016 at 1:20 pm

Posted in Movies,Roadshow

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