X-ファイル:真実を求めて
原題：”X-Files:I Want to Believe“
信じるからこそ疑う男と信じたいからこそ疑う女の物語。それが「Xファイル」。今回もそこは変わらないよねと。
現役を引退し、FBI捜査官殺人容疑で追われて山奥に引きこもっているモルダーと、病院で医師をしているスカリー。彼女の元にそのFBIから捜査協力の依頼が。行方不明になったFBI捜査官を捜すために力を貸してほしいという。彼女たちに白羽の矢が立った理由はある男の存在だった。ビジョンを見たという男が指し示した場所から腕が発見され、それがこの事件に関係しているという。モルダーの罪を免責することを条件に捜査に復帰する二人。しかしすでに現場を離れた二人の意見は食い違う。真実はどこにある？
TVシリーズはシーズン４あたりまでは熱狂して見ていた「Xファイル」、映画化二本目が今頃？という感じではあるかもしれないが、そこは俗に言う本編（つまりモルダーの妹とアブダクションの話）以外の部分、超常現象を通じて問う二人の人間性の話にすることで、いつ映画にしてもいいストーリーにしている。ま、この手の構成の話は以前もあったわけで、その点では問題なしというか。実際、Xファイルで面白かったのは本編よりも人間関係だったりするわけで。（笑） でもいつものTVシリーズよりもしっかりとした作りになっていて、 その辺はさすが映画。見応えのある話になっているし、いつもの微妙な二人の関係にある程度の決着が……ついたのかな？ｗ
主演はいつものようにデヴィッド”セックス中毒”ドゥカブニー。この言い方はかわいそうだな。ティア・レオーニとは別れちゃうのかしらん。ティア好きなんだけど。ま、変人振りは相変わらず。ひまわりの種好きだな。（笑）そしてジリアン・アンダーソン。ついこの間第三子が生まれたそうで、さすがにちょっといい歳になっていた感じ。他にも懐かしい顔も観れるので、Xファイルファンは楽しみにして行こう。
ん〜、もう一回TVシリーズ見直したい気もするし、いい思い出は思い出としてとっておく方がいいのかもしれないなぁとか思ったりもする。（笑）