2012
原題:”2012“
うーん、えめりーっひ。(謎)
2009年、インドで観測された太陽の異常な活動によって、ニュートリノが変異。地球のコアに対して大変な影響を及ぼし始める。発見したインド人研究者と、それを報告したアメリカ人研究者が予見したのは「地球のコアが融ける」という事態。これにより地表が動き、地表は水没し、人類は滅びてしまう……。タイムリミットは2012年12月。そう、それは奇しくもマヤ文明が人類滅亡を予想したと言われるマヤ歴の終焉のときだった。地球を、人類という種を残すためにはどうするべきなのか?そして2012年がやってくる。
マヤ歴の終焉というのは常々語られている終末思想の一つなのだが、それは天文学に詳しかったマヤ人がその日までしかカレンダーを記していなかったというそーいう理由なのだが、実際は「永劫のとき」を表すとして書き始めて、途中で止めてしまったとかいう理由なのではないかと半分くらい思ったりもする。(笑)だってマヤ文明はほんとに2012年を見ることなく滅んでしまったわけだから、彼らにとっては「まだ見ぬ遠い遠い未来」の話だった。それを予言と言い始めたのはいったい誰だったのか……。
ま、それはともかくとして、この映画のテーマは実はとても宗教的であり、一部は政治的でもある。 しかしそーいうのさえすべて内包して「えめりーっひ!」という人が作るとこーいう映画になってしまうんだなという見本でもある。(笑)細かいとこを考えているうちに終わってしまうし、崩壊していく街中をくぐり抜けていくシーンなどは大笑いして見ざるをえない。(俺だけ?)
しかも映画後半は、まぁ「滅んじまったものはどーでもいいんだよ」と言わんばかりのすっ飛ばしようで、まぁ確かにどーしようもない話なんだからいいかとか、こうなる以外は終わりようもないよなと思うんだが、やっぱりどこかハリウッド映画。あ、そーいう意味では「えめりーっひ!」にハリウッドという場所はとても合っているのかもしれない。
ということでまぁ細けぇことはいーんだよな人たちは主演にジョン・キューザック。アメリカ人科学者にキウェテル・イジョフォー。ヒロイン……か。w にアマンダ・ピート。すっかり母親役が似合う年齢になってしまいましたなぁ。他に、ダニー・グローバーなど。
監督はローランド・“えめりーっひ!”エメリッヒ。そう、これから彼のことは敬意を払って“えめりーっひ!”と叫んで呼んであげることにしよう。(笑)うを、2011年に”Foundation“書いてあるよ、おい。 まじかよ……。(- -;
ということでもうえめりーっひ!な映画でした。映像で見せる人だから映像を楽しみに行こう。