若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

男と女の不都合な真実

without comments

ugly_truth.jpg

原題:”The Ugly Truth

ま、男にとっての真実と女にとっての「真実」は違うわけで、それに折り合いをつけるのが恋愛、というお話。過激な言葉や表現も出てくるけど、「メリーに首ったけ」って映画を思い出しますな。

アビーは地方ニュース番組の敏腕プロデューサー。しかし担当番組の視聴率は低調で、打ち切りの声も聞こえてくるほど。私生活も婚活はしているものの、理想の男の10項目を追い求めてなかなか恋を見つけられないでいた。そんな彼女の番組に乗り込んできたのは、男女の間を切って捨てる”The Ugly Truth”という深夜番組で毒舌ぶりを発揮していたマイク。彼の登場で番組は過激路線へ突き進み、視聴率もうなぎ登り。アビーはしぶしぶ、マイクの力を認めることになる。そんなアビーの目の前に理想の男性が現れた!どうしてもその恋をゲットしたいアビーは、恋の達人マイクに助言を求めるが……。

「幸せになるための27のドレス」で次のコメディエンヌとして注目のキャサリン・ハイグル主演のラブコメは、ロマンティックというよりはエロティック?いや、実際には男女の間なんてストレートに言えばこんなもんよねと。どんなにきれいに隠し事をしようと、どこかで見えてくるお互いの本性があって、それでもつきあえるのかそこで駄目になるのかと。「男は単純だ」と言うのは男の言葉であり、それは女から見ればきっとちっとも単純じゃなくて。それは女も同じこと。お互いにストレートな「情動」に突き動かされるだけなら……それは、獣だな。(笑)
そして思い出すのは”There’s Something About Mary…” 。あのときのキャメロン・ディアズは可愛かったなぁ。映画そのものはとても下品だったけど。w あれよりはウィットがあって、ちょっと頬を赤らめる程度で済むレベルかな。

ということで主演はキャサリン・ハイグル。文字通り「小躍りして喜ぶ」シーンはすげーかわいい。(笑)あれは見ると惚れますな。共演はあまりコメディを、ましてやラブコメをやってるという記憶がないジェラルド・バトラー。でもこの映画では実にナイスガイ(男にとってかな)を演じております。美しかった(笑)のは、アビーの助手ジョイ役のブリー・ターナー。TVシリーズが多いけど、2009年は一気に映画に進出の感じ。注目しよう。
監督はロバート・ルケティック。こちらもTVシリーズがメインの人だがこの映画からブレイクして次回作もキャサリン・ハイグルと。そしてその次のクレジットにはあの”Barbarella” の文字が!をー。

ま、、ちゃんと落としどころを作ってくれるのでまぁラブコメとしては合格点。相手の考えていることがよくわからないーっていうつきあい始めて間もないカップルで観に行くと、一皮むけるきっかけにできるかもしれない。うまくいかなかったら……。それは、責任持てません。(^-^;

Written by ei

9月 20th, 2009 at 9:27 pm

Posted in Movies,Roadshow

Tagged with ,

Leave a Reply