若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

図書館戦争 THE LAST MISSION

without comments

lw_lm.jpg

公式サイト

「ラスト」と銘打ってる割にはまだ続きが作れそうな引き。戦闘シーンが痛そうで。ここまでしても、自由を守る闘いは続けなければならない。

関東図書隊に茨城県から「表現の自由展」への会場警備の要請が上がった。仁科指令は図書隊の精神であり自由の象徴ともいえる「図書館法規要覧」の出展を決め、これを水戸図書館に移送させる。しかしこれは、手塚の兄 慧が仕組んだ罠だった。図書特殊部隊を壊滅させ、図書隊の力を削いだ上で文科省に吸収させることが彼の目的だった。一方、「王子様」が堂上だと知った郁は、それを言い出すことができぬまま、悶々とした日々を過ごしていた。

前作公開から2年半。帰ってきた図書隊の攻防戦は、今回はとにかく痛そうで。罠にはめられたことでいつもの「1時間戦争ごっご」の枠を外れた大規模戦闘になってしまうことも含めて、皆が倒れていくシーンは観てるこっちも胸が痛い。架空の出来事とは言え言論の自由ーいやこれはすべての「自由」を守る闘いとはこんなに激しくないといけないのかと思ってしまうものの、これを受け入れてしまうとそこに待っているのは「中国」のようなモノを言えない国なんだよなと思うと、やっぱり命を賭しても守るべきモノなんだと痛感する。

この機会に原作も読み直していて、そっちでは映画版では薄くなりがちなバックボーン、すなわち我々が守らなければならないものは何なのかを実感できる。映画はどうしてもアクションシーン、戦闘シーンが前に出すぎる傾向があるから、そこまでしないといけないの?と思うんだよね。ぜひ原作を読んで、しっかりとした背景を知って欲しいと思う。

キャストは前作と変わらず、郁には榮倉奈々。相変わらずデカくて薄い。(笑)背が高い女性はとかく、姿勢が悪くなりがちなのも問題なのかなぁ、図書隊に入ってる人のイメージがなかなか定着しない。堂上には岡田准一。あと10cm身長があれば日本を代表するアクションスターになれただろうに。前作よりもさらに身体ができていて、腕とか胸板とかあの体格ではあり得ない感じに。手塚が福士蒼汰、芝崎が栗山千明さま。この2人の仲はもっと先に進んでいい。他には田中圭、石坂浩二、土屋太鳳。そして手塚慧には松坂桃李。嫌なヤツが似合うね、この人。
監督も前作に引き続き佐藤信介。

観に行く前に前作と、テレビドラマ版(と言ってもキャストもスタッフも同じで、映像も映画と同じ)も見たのだけど、それはまた「自宅で映画」まとめに。別冊あたりの甘ーい話をまたスペシャル版でやってもいいかもー。

Written by ei

10月 11th, 2015 at 12:47 pm

Posted in Movies,Roadshow

Tagged with ,

Leave a Reply