風邪
ポスターの謳い文句「ウィルスハザード・サスペンス」ってあるけど、ハリウッド映画的なそーいうのを期待して観に行くと寝てしまいますよ。(笑)あ、でも俺的には小西真奈美さまが出てるからい(ry。
うら寂れた街の工事現場で働く身元のよくわからない作業員、日村はずっと風邪を引いたまま治らないでいた。スナックで倒れた日村を引き取って看病したのは、東京の広告代理店をクビになり生まれ故郷に帰ってきた桜子。1週間経っても風邪が治らない日村は、病院に入院。しかしそれらすべては、日村の持つデータを手に入れるための策略だった……。
ポスターの謳い文句とかサイトのシノプシスを読むともー少し盛り上がるのかと思ったら、サスペンスというより人間劇がズルズルと続いていくという。せっかくテーマがおもしろそうなだけにあまりにももったいない。キャストもしっかりしてるのに……。画面も暗くて(これは映画館の問題か?)きっと小西真奈美さまが出てなかったら寝てしまうかもしれないくらい、Wowowの深夜が似合う映画。
「風邪の特効薬を追う」という一番美味しいサスペンス部分ではなく、人間関係とか欲望とかそーいうところばかりを取り上げたためにこんな映画になってしまったわけで、これは脚本家を責めるべきですな。つまんねーと言い切っていい。
主演は小西真奈美さま。2012年の「スープ」以来、久しぶりの映画で、もーサイトが閉じちゃったときはどーしようかと思いましたが、今年から事務所も移籍して活動再開。まぁあまりガツガツ仕事をしなくてもいいなら、今のまま自然体でやってって欲しいものです。共演は窪塚洋介。ポスター良く見ないと顔がわからないけど映画の中ではちゃんと窪塚でした。(笑)他には最近は息子の活躍が目立つけどやっぱり元祖はあくが強い、柄本明、秋吉久美子、クリス・ペプラーなど。
脚本・監督は橋本以蔵。「スケバン刑事」の脚本とか、結構面白そーな本書いてる割にこのデキはどーなのかと小一時間……。
興行収入的に貢献したいので観に行きますが、一般の方にオススメはしないですかねぇ……。では最後に決め言葉で。
いいのさ、小西真奈美さまが出ていればっ!(やっぱりそれかw)