明日の子供たち
有川浩の本て電子書籍出てないのは作者のこだわりなのかしらね。
もう買う本は全部電書でとか思ってても、電書で出ないものは実体(笑)を買うしかないわけで、今日発売の有川浩の新作を昨日ゲットして読了。今回は児童養護施設のお話。すでにSFラノベ作家というかつての肩書きではなくエンターテイメント作家とでも言うべき守備範囲の広さと、それでいて語り口が軽く読みやすく、しかも読者の心に響く内容を書けるという点ではやはり良いなぁと思う。
ともすれば重くなってしまいがちな今回のテーマも彼女らしい軽いタッチで描いていて、最近話題になった「明日、ママがいない」というテレビドラマ(見ませんでしたが)によってゆがめられたイメージを払拭しつつ、それでも残る問題点も明確にしている。さらにいつもの「有川節」とも言うべき甘酸っぱい恋愛模様もちょっと絡んだりして、彼等の成長を見守りたいなぁ(=続き読みたい)と思わせてくれる。
俺ももっと社会に目を向けていかねばならないよなぁと思うものの、日々の生活に追われていることが多い。自分には何ができるだろう?と考える最初の一歩になるかもしれない。
しかし有川浩、Kindleでは買えないよね。この小説を読んでいても「本が好き」なのがよく分かるし、俺もかつては実体がないとと思ってた方だから気持ちはわかるけど。「電子書籍も本」というところに行き着いてくれると嬉しいんだけどなぁ。
てことでまだ出たばかりのこの本。やっぱりオススメしときますわ。
Kindle以外なら電子書籍化は進んでますよ
匿名
8 8月 14 at 21:18:26 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
あ、そーなんですね。じゃあKindleが嫌いなのか……。
ei
9 8月 14 at 0:11:38 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
amazonが嫌いなのかもしれませんね、その他の
メーカー?では既刊本はほぼほぼ電子化されて
ますし。
匿名
9 8月 14 at 10:46:11 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>