若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

ダイバージェント

without comments

divergent.jpg

原題:”Divergent

ハリー・ポッターに対してパーシー・ジャクソンがあるよーに、これは「ハンガーゲーム」のヒットを受けて作られた、俗に言う「2匹目のなんとか」です。(笑)

近未来、多くの街が滅んだ中で生き残ったシカゴ。同じ過ちを繰り返さないため、人々は自らを「アブネゲーション(無欲)」「アミティー(平和)」「キャンダー(高潔)」「エリュダイト(博学)」「ドーントレス(勇敢)」の5つの共同体に分かれ、それぞれの職分を担うようになっていた。それぞれの適正は性格診断テストによって決まる。アブネゲーションに属していたベアトリスはそのテストでその適正が定まらないもの……いくつかの適正を併せ持つ「ダイバージェント(異端者)」と診断されてしまう。テスト結果を隠し、ドーントレスに加入した彼女だったが、そこにはエリュダイトの陰謀が渦巻いていた。

一本の映画のヒットによって雨後の竹の子のごとく同じような映画が作られるのは世の常。この映画もご多分に漏れず「ハンガーゲーム」のよーな映画で主人公に強い女の子、サポートするイケメン、渦巻く陰謀。まぁ一度ヒットしたものの中には売れるための要素が詰まってるわけだから、同じように作れば売れる「かも」だよな。YA(ヤングアダルト・主にティーンエイジャー向け)映画にありがちな展開もまぁこんなもんかと。

しかも「ハンガーゲーム」「トワイライト」と同じく一応3部作の予定で、次作”Insurgent”はもう来年には公開、さらに”Allegiant”も2本に分けて作るという同じ路線を走るらしい。この筋立てでもつのか、このシリーズ。(笑)一応原作があるみたいだし、もうちょっと脚本に捻りを効かせないと……まぁそのへんはYA映画だから許されるのか?

主演はシャイリーン・ウッドリー。雰囲気も「ハンガーゲーム」のジェニファー・ローレンスに似ているのは実はマイナス要因なんじゃないかと。イケメンはテオ・ジェームズ。「アンダーワールド:覚醒」に出てたらしい(記憶にないw)。あー、見たときには「これからが楽しみ」って書いてある!(マテw 他には久しぶりにみたマギーQ、そして悪役には初挑戦というケイト・ウィンスレット。
監督はニール・バーガー。「リミットレス」の人なのね(DVDで見た)。

さーてドジョウは何匹いるんですかね、「ハンガーゲーム」の下に。まぁそもそもティーンエイジャー向け映画に多くを期待するなってことですか。

Written by ei

7月 16th, 2014 at 9:54 am

Posted in Movies,Roadshow

Tagged with ,

Leave a Reply