若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

The FEAST

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原題:”Feast
なんじゃこりゃー。 ああ、いやこの押せ押せ感満載のB級映画はピーター・ジャクソンの”Bad Taste”と同じノリを感じますがね。

場末の酒場、いろいろと問題のある人たちの吹きだまりに突然現れた男。「命が惜しかったら俺の言う通りにしろ、化け物がやってくるぞ」。しかし男はその化け物に食われ、酒場は騒然となる。そこにやってきたのはその妻。何が起こったのかを話す彼女。しかし化け物たちは外から中にいる人間たちを食おうと狙っていた。果たして彼らの運命は?

かつてこの手の映画を観たのは、懐かしい東京ファンタでのこと。眠い目をこすって観たのは非常に悪趣味なオーストラリア発のスプラッタームービーで、「こいつ趣味悪いよなあ」なんてぼんやり思ってたものだ。その映画を作った男がかのピーター・ジャクソン……そう、「ロード・オブ・ザ・リング」を撮り、一躍トップ監督の仲間入りを果たしたあの男だ。この映画にはそのピーター・ジャクソンが作った「バッド・テイスト」と同じ低予算映画らしさが感じられる。無茶苦茶なんだけど勢いがあって、特撮もお金がかけられないからなんとかごまかして(笑)、それでも映画を作りたい!という意志が感じられるのだ。
サイトの解説を見てみると、 なんとマット・デイモンとベン・アホレックが作った会社のTVドキュメンタリーから生まれた映画だそうで、一般公募から選ばれた作品が映画として完成するまでを描いた中から出てきたのだという。へー、確かにやる気を感じさせるよなと。最初の「肩書き付け」から笑わせてもらえるし、そっちかよ!と意表を突かれたりもするし。格闘シーンがよく見えないのはきっと特撮をごまかすためなんだろうなとかなんとか。

出演はバルサザール・ゲティ、ヒロイン1(笑)にはナヴィ・ラワット、他にクリスタ・アレンなどなど。まぁB級映画だからキャストは適当だ。(笑)でもこいつら一クセも二クセもある。そこに乗れるかどーかがこの映画のポイントでもある。
監督はジョン・ギャラガー。

実はこの映画、2005年の作品で、すでに2も3もポスト・プロダクション中だそうな。……続き、あるの?(笑)まぁ確かにありそうだけどさ。

Written by ei

8月 16th, 2008 at 10:05 pm

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