劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇
うーん、思い入れのない人が観てもダメなのかね……。ネットを見ると「泣いた!」って人も多いんだけど、俺は最後まできょとんとして終わりました。
SPECチームの仲間、野々村係長を失い、さらにSPECホルダーを全て抹殺するウィルス、シンプルプランに感染したかに思われた当麻。しかしそれはただのインフルエンザで、プロフェッサーJと思われた水芸女もまた別人だった。すべてのカギを握るプロフェッサーJとは何者なのか……。その正体に気付いたとき、いよいよ最後の決戦の幕が上がる。
ここまできてまだギャグを織り交ぜようとする姿勢が自分的にはアウトなんだなーと。そもそも餃子ロボってSPECホルダーだったんすか?w まーこのノリが好きで見てきた人が多いのも知ってるけど、クライマックス、人類が滅びようとしている前でそれはないだろーと思うわけで。
SF的にはパラレルワールド的結末ということで、最近のまどマギとかヱヴァと同じ系統になるんでしょーかね。日本の映像系SFはこっちの方向にいきがちな気はする。つーか「ファティマ第3の予言」とか「ソロモンの鍵」とか「八咫烏」とか、キーワードを並べて煙に巻くって手法はさすがにもうダメ。ヱヴァも一緒で「死海文書」とか「ロンギヌスの槍」とかキーワードを並べて「うぉー、なんだかわかんないけどすげー」と錯覚させる。それは言葉遊びとしか言えない。せめてキーワードはひとつにして、それを説明しろよと。
主演は戸田恵梨香と加勢亮。TVシリーズから通してお疲れ様でした。顔芸は最後は特撮を使ってまでになりましたね。その他のキャストはWikiとか参照してくださいませ。登場人物が多くて、どこまで紹介したもんかわからない。w
監督は堤幸彦。ちゃっかりTrickの宣伝まで入れてるところが……。
Wikiとかネットでネタバレとか見てよーやくちょっと納得がいった俺は所詮にわか視聴者。ビデオ出たらもう一回復習しよう。
ちなみに興味のある人は、今なら昨日紹介したHuluで全話見れるので、時間があれば見てから行くと良いかも。シリーズ忘れてる人もぜひね。w