若旦那の独り言wp

原題：”Oblivion“

あまりに予想通りの展開だったのでまーそんなもんかと思ってみてたら最後にえー(･⌓･ ) 。そ、それでいいのか？

60年前に起きた異星人スカヴとの接触で地球はほぼ人の住めない星になり、人類は土星の衛星タイタンへ移住するための最終準備を行っていた。各地に残ったスカヴの残党を狩るためにドローンが飛び回る世界。ジャックは各地のパトロールとドローンの修理を行うためにヴィクトリアとチームを組んで行動していた。そこに落ちてきた宇宙船。その中に、ジャックの夢に毎夜のように出てくる女性がいた。息を吹き返した彼女は彼を見て「ジャック」と呼んだ……彼女はいったい誰？そして「ジャック」は誰？

ストーリーは予告編をある程度見てればSFファンなら想像が付くお話で、まー皆さんの予想通りにコトが進みます。（笑）この手の映画で見るべきところはいつでも近未来ガジェットなわけで、今回で言えば飛行艇の管制システムかな。タッチパネルに地図を表示して、ドローンのビーコンを飛行艇に送るのにドラッグしてたり、人物の位置を特定してその場所を飛行艇にドラッグして自動操縦させたりと、未来の航空管制システムはこんな風になってくるかもなーと思ってみたり。

そして随所に見られる「2001年宇宙の旅」へのオマージュ。アレとか宇宙船の名前がオデッセイだったりとか（ふつーはエンタープライズだろー、常考）ドローンの形もそーいえば。

ただラストは一瞬目が点というか、それでいいのかお前さんというか、数千人いる「彼」を相手にするの？というか。きっと今度は彼等の間で家族を巡る争いが起こって「オブリビオン２」だな、うんうん（意味不明）。

主演はトムおじさん。御年50歳だそーで、映画の中では元気はつらつというか、この間徹子の部屋に出てたのを見るとさすがにちょっと老けたかなーと思うけどまだまだ若い。ダブルヒロインの一人はオルガ・キュリレンコ。この間「ザ・ターゲット」ってDVDに出てたのを見て、「あらまぁキャサリン・ゼタ＝ジョーンズのクローンがいる」と思ったわけだが（笑）そーいえばボンドガールだったか。もう一人のヒロインはアンドレア・ライズボロー。他にモーガン・フリーマンとか。
監督はジョセフ・コシンスキー。「トロン・レガシー」の人。今その続編を作るとかどーとか。

俺としてはこのラストは受け入れられないなーっていう感じ。ま、映像的にはなかなか楽しめますかね。