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Runnin' Wild

特撮博物館 行ってきた!

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3時間半もいたのに時間足りなかった。もう1回行くべき?(夏休み中はヤだな)

ということで「巨神兵」で話題の「特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」という催しを見てきた。場所は自転車で行ける距離な東京都現代美術館。ひょっとしたら巨神兵目当てで行く人が多いかもしれないが(それはそれで面白いんだけど)、実際にここにあるのは日本の映画界が築き上げた特撮技術のアーカイブだ。

展示は人(あるいは宇宙人)が作ったものを集めた「人造 原点I」から始まる。そこには「モスラ」が折った東京タワーや轟天号、メカゴジラにマイティジャックと宇宙船なども並ぶ。マイティジャックの大型模型は圧巻だ。続いて「超人 原点II」。言わずとしれたウルトラシリーズと特撮ヒーローのコーナー。ウルトラホークやマットアロー、スカイホエールをはじめとしたメカがここにも並び、さらにや「トリプルファイター」のマスク(主題歌歌えるw)、「グリーンマン」のマスク(主題歌歌えるw)が。さらに平成ガメラシリーズの展示などを経て、「巨神兵東京に現わる」の映像コンテンツへと続く。

実はこの展示の仕方がずるい、とちょっと思った。先に巨神兵の映像を見せられて、「ああ、なるほどねー」「あれはどーなのよ」と突っ込みを入れてしまうわけだが、このあと撮影に関する「軌跡」というコーナーで、ラフや画コンテ、撮影に関する裏話を見せられて、「あー、そうか、あれって基本CG使ってないんだっけ!」と気付く。そしてあの映像でCGを使ってないことの凄さに驚き、もう一度見たくなる……のだが、ここを逆行するのは基本禁止。のーっ、もう一回見たいじゃないか!となる。
#仕込みだとしたらずるいが上手い
#これから行く人は「この映像はCGじゃない」というのを頭において見るように

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このあとは「特殊美術係倉庫」というコーナーでさらにプロップを見て、日本の特殊技術を担ってきた円谷英二氏他の仕事などを見て、撮影可な特撮ステージへと入っていく。ここがまた圧巻なわけですよ。大きなステージに倒壊しそうな東京タワー、そして周りに街並みと戦車。あー、もうあちこちから撮りたいっ!写真で見てもなかなかなクオリティなよーに、作り込みもハンパない。
実はこの日持って行ってたのはサブカメラのD40と35mm単焦点のみ。うー、D90で広角も持ってくれば良かったと本気で後悔。しかもここに辿り着いた時点でもう閉館まで30分ちょっと。時間足りなすぎ。人がいないこの場所で半日くらいカメラ持って撮りまくってみたい! 他の写真もFacebookにアップしといたので興味のある人はそちらを。人も写ってて、セットのサイズを把握できるだろう。

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まーそんなこんなで最後は物販コーナーでまた散財。海洋堂謹製なここでしか買えない巨神兵ヴィネットフィギュア(前に特撮リボナイトで監督が話してたのはこれだったのねーと今日納得w)とかを買ってしまい、さらに図録も購入。この図録がよくできていて、展示物をほぼ網羅している。ちょっと高いけど、これは買うべきか。

かつて日本の特撮技術は実は世界的にも群を抜いていた時代があった。「ゴジラ」は昭和29年(!)、フルカラーの「モスラ」は昭和36年。俺は高校のときにスクリーンで始めて「モスラ」を観たとき衝撃を受けた。モスラがデカいのだ。特に幼虫が海を渡るシーン、そして東京を蹂躙するシーンは圧巻で、後年の東宝怪獣映画(ゴジラが人間の味方になったあとかな)には見られない技術だった。遠近感を使った大きさを表現する撮影手法や、風圧で瓦まで飛んでいくミニチュアのクオリティは失われて久しい。(だからこそ平成ガメラシリーズでまだその技術は残ってるんだということを知らされたときは嬉しかったし、皆それに熱狂したわけだが)
このいわゆる「ロストテクノロジー」を、現存する今の段階でまとめた今回の企画展はそれらの技術をアーカイブできるものとして非常に意味があると思う。

実は見せたいのはこの特殊撮影の技術であり、巨神兵映像はあくまでもそれの客寄せパンダなんだなーと(まぁそれらの技術でどこまでできるかの挑戦でもあるんだけど)。とにかくしっかり見たけどまだ足りなかった。やはり夏休みが終わった頃にもう一度、今度はメイン装備で、朝イチから行くことにしよう。w

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Written by ei

7月 20th, 2012 at 2:53 am

Posted in Movies,特撮

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