若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

少女たちの羅針盤

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公式サイト

ミステリーパートはいらんな、この映画。純粋に演劇映画にすれば……ってそれじゃ原作とまったくベツモノになってしまうのか。福山の風景はどこまでも懐かしかったです。

高校の演劇部に籍を置く瑠美は、歯に衣着せぬ言い方でコンテストでミスをした先輩を叱責し、たまらなくなって演劇部を出て劇団を立ち上げる。着いてきてくれたのは同じ演劇部の梨里子、かなめ、そして違う学校に通っている蘭をスカウトし、4人組の演劇ユニット「羅針盤」がスタートする。ストリートライブで手応えを得た彼女たちは、市が主催する演劇バトルでスタンディングオベーションを受けるが……。

粗筋に「ミステリー要素」がないのはうそじゃありませんよ、これミステリーパートは取ってつけたような話で、どーでもいいんです。(笑)一応受賞したのが「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」だったからってのはあるかもしれないし、映画にするに当たってミステリーパートが薄れまくってしまっただけなのかもしれないけど、ちょっとこれをミステリーと称するのは無理があるし、そーいう話を期待して観に行った人は肩すかしを食らいます。いやまぁ演劇パートはそれなりに面白い。でもこのとってつけたよーな話はいらん。

で、じゃあなんで観に行ったかと言えば、「福山」がキーワード。この映画の舞台になってる広島県福山市は俺が生まれ育って30年以上を過ごした街。なので映画のシーンのどこを見ても、懐かしい街が溢れてるんですなぁ。ストリートパフォーマンスを行う商店街は小学校に上がる前から遊び回ってた場所だし、高校生の頃は真夜中に家を抜け出して映画観に行ってた。河原は芦田川だし、公園は福山城だし、ほぼどのシーンも場所が特定できるほど。そしてそーいう場合、自分はその街の中で生きてるよなぁと。20年以上前の高校生だった頃の自分を思い出し、オーバーラップさせながら観てたというわけで。高校生というのは微妙なバランスの年代で、大人の悪いところもわかるよーになって、いろんなことに怒りを爆発させる頃。あの頃は皆、若かったよ、うん。

主演の4人は成海璃子、忽那汐里、草刈麻有、森田彩華。4人の演劇シーンはなかなか力が入っていて、ぜひホントに羅針盤のライブをどこかでやって欲しいなと思ったり。顔ではなく演技力で選んだかなというところも好感度が高い。あ、成海璃子痩せてきたねー。(マテ 他に黒川智花、戸田菜穂、清水美沙。
監督は「死国」や「西の魔女が死んだ」の長崎俊一。

一瞬だけしか出てこない高校の正門を見て「あ、市立だ」と分かった俺ってまぁやっぱり福山人なんですな。来年の正月には帰ってみるかなー。

Written by ei

5月 18th, 2011 at 10:32 pm

Posted in Movies,Roadshow

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