涼宮ハルヒの消失
これ、キョンが独り語りで延々サウンドノベル状態で良かったんじゃないか？（笑）ってかまぁ原作通りに作ったらこーなったという感じですか。
SOS団は最初の冬を迎え、ハルヒはクリスマスパーティの準備に夢中、相変わらずその暴走を止められないまま一緒に走る団員たち。しかしある日の朝、キョンが学校に行くと後ろの席は空席。いきなり流行りだした風邪。そして午後から後ろの席にやってきたのは、キョンを殺そうとした朝倉だった！ハルヒはどこだ？なぜお前がここにいる？？訳の分からぬまま部室に向かうと、そこにはメガネをかけた長門がいた……すべての事情を知らない、普通の女の子の長門が。キョンは果たしてどうしてしまったのか？そしてハルヒはどこに？？
主人公は長門。（笑）ま、それは知ってたことだが、それでもハルヒの破壊力の高さは素晴らしい。俺は鶴屋さんが出てたので満足。ｗ
原作通りの映画化なので、原作を読んでいてイメージも固まってる人なら別に観に行かなくてもいいかもとか思ってしまった俺は、もうアニメを映画館で観れる歳ではなくなってしまったのかもしれない。平日水曜、シネマチネとはいえ満席、見渡す限り学生、メガネ率高し、男女比８：２という映画館で途方に暮れたのは言うまでもない。しかも映画化する意味はアニメ作ってる会社もちゃんとアガリをもらわないといけないんだから、映画化して大ヒットしたいよね……などと思ってしまうあたり、すでに純粋にアニメを見れなくなっているかもしれない。
それでも「エンドレス８」というアニメ史に残る映像実験をＴＶシリーズでした（それもこれも消失を映画でやるためだろう）にも関わらず、ファンがついてきてくれるのはいいことだ。というかそーいうファンのためにも、ちゃんとこのお話で発生した伏線を回収するまでシリーズを作れ……って、原作がそもそもまだなんだよなぁ。
と思っていたらようやく「涼宮ハルヒの驚愕」が出てくるらしい。頑張れ。俺は鶴屋さんの活躍を見たい。（結局そこかｗ）
