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Runnin' Wild

イングロリアス・バスターズ

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原題:”Inglorious Basterds

個人的には「タランティーノもユダヤの軍門に下ったか」という感じ。まぁ面白い映画を撮れればそれでいいのかとも思うが……。

第二次大戦時、ドイツ占領下のフランス。ナチスの暴虐に対して、アメリカは秘密部隊「バスターズ」を送り込み、「ナチ」をただ抹殺していた。そんな中、ある小さな映画館でドイツ兵士の活躍を描いた映画のプレミア上映が行われ、そこにナチスの首脳部ーヒトラーその人までが集まるという情報が入る。自らの命を賭して映画館への潜入を図るバスターズたちと、SSに家族を殺されたユダヤ人女性の復讐劇の幕が上がろうとしていた……。

ま、ヒトラーが死んだとかそーいうのはどーでもよく(替え玉はいっぱいいたし)、この映画が史実とは違うものになっていても別に問題はなく、「映画は面白ければそれでいい」というタランティーノらしい映画。そこにある暴力的なシーンも、漫画的な手法もやはりタランティーノらしい。合わない人には合わない。俺はどちらかというと苦手。

ナチスドイツを矮小化あるいはホロコーストの首謀者とするのは実はユダヤ人の戦略じゃないのか?と思うことがあり、これもその一環なのかと思ってしまうのは俺だけなのだろうか。ハリウッドの多くのスポンサーたちがお金持ちのユダヤ人であり(さらに映画スターにもなんとユダヤ人が多いことか!)、戦争に勝ったものが歴史を書き換えるという過去の事象(南京事件等)を見るにつけ、作られた多くの戦争映画がヒットし、アカデミー賞を取る理由はユダヤの一大プロパガンダなのではないかと疑ってしまう。物事は一義的に見るものではなく、いろいろな方向から検討すべきだ……と考えるようになった俺にとって、事実はひとつではないのだろうなという感想だけが残る映画になってしまった。

だから俺は戦争映画が苦手なんだろう。

主演はブラッド・ピット。しかしそんなに大活躍するわけではなかったり。ヒロインはメラニー・ロラン。彼女は美人だ。(笑)他にダイアン・クルーガー、マイク・マイヤーズなど。
監督はもちろん、クエンティン・タランティーノ。 タラちゃんは元気ですね。

痛快活劇を期待するとちょっと肩すかしを食らうかも。注意。

Written by ei

12月 21st, 2009 at 1:38 am

Posted in Movies,Roadshow

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