鵼の碑
もう電書でないと無理です。(泣)
もう出ないだろうと思っていた京極堂シリーズの新刊「鵼の碑」が、なんと17年ぶりに発刊されましたよ、いやーもうびっくり。w
1ヶ月半くらい前に発刊を知って、さてどうしようかと。本を全部読み返すと半年くらいかかるかもしれない。(京極堂シリーズを全巻読み直すと9,000ページ近く)しかもなぜかうちには「宴」が見当たらない。うーん、実家に置いてきたか……。
そーいえば京極堂シリーズはちょうど「理」まで漫画が出てるじゃないか、そうだそこまでは漫画で読み返そう、と1日くらいかけて「理」までを読み返し。
そしてあの長ーい長ーい「宴」は、図書館で借りて読むことに。以前は単行本で2冊だったけど、今は文庫版、そして分冊文庫版が出てるのね。単行本は重くてしかも途中で息切れしてしまうことが多かったけど、この分冊文庫版がなぜか非常に読みやすく(文字の大きさかしら)、6冊あるのに結構いいペースで消化。
続けて「瑕」「雫」、これは単行本がうちにあったけど、ついでだからとやはり図書館で分冊文庫版を借りて読み(やはり読みやすかった)、ついでに今回の話に繋がっている(かも?)「墓の火」「蛇帯」が収録されている「百鬼夜行 陰」「百鬼夜行 陽」を読み終わって、ようやく「碑」に突入……したのはまだ昨夜のこと。(笑)
そして「陰」以降は電子書籍で。京極先生は自分でInDesignを使って文章がページを跨ぐことがないようにしているなどのこだわりは承知しているけれど、やっぱりもう単行本の小さな文字で読むってのは苦しいんだよねぇ。ましてや今回、単刊では一番長いというし。
ま、とにかく、ここからはゆるゆると楽しみながら読むことにしよう。(ということで本編の感想ではありませんw)