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Runnin' Wild

このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2015 その19

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さていよいよ100本目へー。

akira.pngアキラ

公式サイト(1988)

実はハリウッド映画化が進んでいるという噂の今作。88年かその翌年には見たと思うので、27年ぶりとかか。大友克洋という人のイマジネーションの高さに驚く。当時でこのスケールの映画を作れたというのはやはり才能か。でも俺の中ではここで終わってるんだよな(すいません)。

2020年の東京オリンピックを予言とかそーいうのよりも、第三次世界大戦後の世界の描かれ方がすごいというか。さらにあの当時考えられていたほど人類は進歩してないなとも思う(これは多くの映画で同じ。当時の速度で言えばもっと人類は先に行ってないといけないのかもしれない)。

ちなみに映画化権はワーナーブラザースが取得済み。つい先週、クリストファー・ノーランが絡んで三部作で実写化という噂がまた出たところ。それはちょっと見てみたいぞ。

in_the_hero.jpgイン・ザ・ヒーロー

公式サイト (2014)

かつてスーツアクターだった唐沢寿明がスーツアクター役、「仮面ライダー フォーゼ」だった福士蒼汰が役者を演じるという正に彼等自身の歴史を見ているよーな、人情アクション映画。なんだかんだで仮面ライダーとか牙狼シリーズを見てる俺たちにとっても馴染みやすい話かも(時代はちょっと前)。

クライマックスはかつての人情映画にあった「階段落ち」シーン(あれですあれ)と同じ展開。でもヒーローはやはりヒーロー。実にカッコよく決めてくれます。この映画のために身体を鍛え直した50歳の唐沢寿明、実際に飛んだり跳ねたりできるんだから大したものですなぁ。福士くんもフォーゼの時と変わらずしっかり頑張ってます。

インサイド・ヒーローものとも言えるし、どんな仕事もバカにしちゃいけないってことだったりもする。夢のために仕事をする姿勢は忘れちゃいけませんね。

lib_force.jpg図書館戦争

公式サイト (2013)

続編公開前に復習。ああ、「言論の自由を守ること」「個人の思想の自由を守ること」のなんと大切なことかと。つい先日、どこかのバカが村上春樹氏が高1の時に読んだ本」の情報を公開してたけど、こんなことがあってはならないのだと改めて感じさせられる。

有川浩はずっと読んでるけど、一番勢いがあるのはこの時期ですね。戦争なのに乙女なお話だし。「王子様」発言では今回大爆笑。いやぁ、やっぱりアレはいい。

さて映画として改めて見てみると岡田くんは確かに凄い運動能力。あれで身長があと10cmあればなぁ、日本を代表するアクションスターになれただろうに(まぁこの映画の主役にはなれなかっただろうけど)。対して榮倉奈々は、やっぱりちょっと甘すぎる。てか背が高い女子の典型的な猫背気味な姿勢とかね、いろいろ気になってくる。1作目はまだ1年目だったから許されたけど、果たして次の映画ではもっとピシッとしてるだろうか。しててほしいなぁ。他には福士蒼汰とか栗山千明とか。続編ではこの辺の話も描かれるのかなぁ。楽しみ。

book_of_memories.jpg図書館戦争 BOOK OF MEMORIES

公式サイト(2015)

そして10月10日公開へ向けての前哨戦はテレビドラマ。といってもスタッフ、出演者ともすべて映画と同じで、映像も映画と同じレベルで撮られてる今作。小牧と毬江のお話を軸に、郁と家族の、そして手塚とその兄の関係などを描く、まさに映画前哨戦。まぁ見てなくても映画は観れそうかなと思うものの、やっぱりこれはチェックしておきたいですな。

しかしなぜ本が「レインツリーの国」じゃなくなってるんだ。近々映画化されるからってそのタイトル使わない(使えない?)って、宣伝になるから?それって酷くね?

そしてもう一つ思ったのは、これってあのTBSが作ってるんだったという事実。図書館戦争は言論の自由、思想の自由を守るために戦う人たちの話。でもTBSの報道は果たして正しいのか?なんてことを思ってしまうとねぇ(少なくとも偏向報道をすることは思想の自由を守っているとは言えないんじゃないかと)。

ちなみにこのドラマ、10/14には早くもDVD/Blu-rayでディレクターズカット版が発売されるそーな。特典映像としてメイキングも入るらしいので、映画を観終わってからもう一度チェックするのもありかな。

abut_time_.jpgアバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

原題:”About Time”(2013)

そして栄えある今年の100本目には、レイチェルがとにかく愛おしいこの1本を見直し。

前回観たときは自分の恋愛や人生についての話だなぁと感じたんだけど、今回見直してみるとこれは「家族」の物語だと感じられた。あんな風に人生をやり直せるなんて羨ましい……なんて、今思うと自分の浅ましさが恥ずかしい。もっと自分が生きられる時間を大切にして、家族とともにあるということに感謝するべきだと教えられた。一生懸命生きて、振り返ってみたときにいい日だったと思えるような、そんな毎日を過ごせるようになりたい。

この映画のレイチェル・マクアダムスはとにかくキュート。しっかりお化粧してないときの方が綺麗だ。確かに彼女と一緒になるためなら俺だってタイムトラベルします。(笑)

しかしまぁこんな風に、映画は見るときの状況や心のあり方で全く違う想いを喚起してくれるからこそ面白いなとつくづく思う。

ということで自宅で映画は100本を通過。テレビシリーズとかも入れるともっと見てるんだけどまぁそこは良しとしましょう。今年の目標は劇場、自宅合わせて200本超えだっ!

Written by ei

10月 13th, 2015 at 1:00 am

Posted in DVD,Movies

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