若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

インサイド・ヘッド

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原題:”Inside Out

ピクサー版「脳内ポイズンベリー」かと思ったら、全然違ってました。(笑)なんかとっても脳科学なお話。

生まれたばかりのライリーの頭の中に最初に生まれたのは、両親を見てニコニコ笑う「ヨロコビ」。でもそれと同時にいきなり泣き出す「カナシミ」も生まれた。それから11年の間に「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」という感情も生まれ、経験したことから「ホッケー」の島、「家族」の島などライリーの性格を司る部分も出来上がっていた。家族の引っ越しで沈み込むライリーをなんとか明るくふるまわせようとするヨロコビだったが、なかなかうまくいかない。そんな中、混乱した頭の中の司令部からヨロコビとカナシミが吸い出されてしまう。大事な感情を失ったライリーはどうなるの?

子供向け……?じゃないよねぇ、脳の働きについてのお話なんで、ある程度脳の動きを考えながら見る必要があって。というか、これをそーいう見方しかできないのは大人だけで、子供たちは割とそのまま受け取れるのかもとか思うとなかなか厳しい。でも性格を形成するのが「特別な記憶」だとか、薄れた記憶は記憶の棚から捨てられるとか、イマジナリーフレンドの話とか、正に成長に合わせて脳の働きがどうなっていくかというのは見ていて面白い。そう、ちょうどライリーは大人への階段を登るときだったんだねと。

映画が始まる前にネットで話題になってたドリの「愛しのライリー」をBGMに表示される家族写真。子供が写ってなくてもいいのかカップルの写真とかもあって、でも「ああ、リア充なのね」と思っただけで。まぁ確かにどっちでもいいわな。

どっちでもいいといえば、この映画は字幕で見なくてもいいのかもなーとも思ったんだけどキャストがなぁ。ふつーに声優さんでいいじゃん。なのに結局最後にお笑いタレントとかも入ってて、そーいうのを聞きたくないんだよなとか。

ちなみに字幕版では嫌いな食べ物は「ブロッコリー」、でも日本語版では「ピーマン」だそーですよ。芸が細かいな。

Written by ei

8月 21st, 2015 at 4:19 pm

Posted in Movies,Roadshow

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